魔岩伝説

著者 :
  • 祥伝社
3.09
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本棚登録 : 27
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396632144

感想・レビュー・書評

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  • ●どわ〜! 
    普通の時代小説だと思って読み始めたら違った・・・菊地秀行とか夢枕獏系の伝奇小説じゃん。
    てか、山田風太郎の系譜に連なる小説と言うべきですか?

    ●てなわけで、内容は推して知るべし。
    史実の有名人が出るわ出るわ、使われる技は民明書房もまっさおの無茶っぷり、当然ストーリー展開は荒唐無稽。
    面白いといえば面白いけど、山田風太郎と同じなら、そっちを読めばいいんだよねえ。
    とは言うものの、山田先生はもう入寂されましたですからね、新作読めませんですからね、はい。
    ここは伝奇小説界の期待のホープ(?)の小説で、欲望を満たして下さい。
    そんなカンジで。

    ●しーかーし、柳生一族はなんだってこんなにカッコいい扱いんだろうねえ・・・(苦笑)(※千葉真一マスターの演じる柳生十兵衛があまりにカッコよく、数多くの少年少女に強烈なインパクトを残したからです。万歳ソニー。)

著者プロフィール

荒山徹

一九六一年富山県高岡市生まれ。上智大学卒業後、新聞社に入社、出版社勤務を経て、九九年『高麗秘帖 朝鮮出兵異聞 李舜臣将軍を暗殺せよ』で作家デビュー。その歴史伝奇小説の作風から「現代の山田風太郎」と評される。『魔岩伝説』『十兵衛両断』『柳生薔薇剣』で第二四、二五、二七回吉川英治文学新人賞候補。第二回舟橋聖一文学賞を『柳生大戦争』で受賞。『白村江』で、第六回歴史時代作家クラブ賞で作品賞を受賞、「二〇一七年 週刊朝日 歴史・時代小説ベスト10」で一位、「第七回本屋が選ぶ時代小説大賞」にノミネートされた。

「2021年 『神を統べる者(三) 上宮聖徳法王誕生篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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