うたうひと

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 350
感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396633011

感想・レビュー・書評

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  • 七つからなる小作品。音楽に繋がるお話。

    どの作品も、先が読めない・・・。最後まで、どうなるのだろう。と、展開を期待せざる追えない作品。

    最後には、ほろりと感動してしまう。

    個人的には、「笑うライオン」が好きです

    • kuroayameさん
      七つからなる小作品とのことで、とっても楽しめそうですね♪。
      えぬは長編ばかり読むと一休みする本が読みたくなるので、是非チェックしてみたいと...
      七つからなる小作品とのことで、とっても楽しめそうですね♪。
      えぬは長編ばかり読むと一休みする本が読みたくなるので、是非チェックしてみたいと思います★。
      2012/09/17
    • しをん。さん
      kuroayame様♪
      コメントありがとうございます(●^o^●)

      はい!!
      結構、小作品が一本10分から20分で読めたので、通学中に読ん...
      kuroayame様♪
      コメントありがとうございます(●^o^●)

      はい!!
      結構、小作品が一本10分から20分で読めたので、通学中に読んだりと・・・(^^♪

      おすすめですよ~
      2012/09/17
  • *誰にでもその人だけの歌がある。恋人に、友達に、きっと伝えたくなる7つのやさしい物語。『東京バンドワゴン』の著者が描く珠玉の短編集*

    音楽をテーマにした、ミュージシャンたちのそれぞれの物語。真っすぐで、あたたかで、優しくて、思わずホロリとしてしまうようなお話ばかりです。ただひたすら素直に感動したい時にお勧めですが、どちらかと言うと若い純粋な方向けかな・・・?10年前に読んだ時には号泣したはずなのに、今読み返すと少々面映ゆくてこそばゆい…

  • ロッカーたちのお話。すてきなお話ばかり。楽しく読める。

  • 誰にでもその人だけの歌(ストーリー)がある

    恋人に、友達に、きっと伝えたくなる7つのやさしい物語
    『東京バンドワゴン』の著者が描く珠玉の短編集!

    ギターが泣いている。最初にそう言ったのは誰なのか今となってはわからない。
    奴がチョーキングすると音が泣き出すんだ。
    あなたのギターを聴いているとわけもなく涙が流れてきます。
    雨の中を歩けば、誰にも知られずに泣くことができる。
    お前のギターがまさにそれだ。
    weeping in the rain.
    俺の代名詞になった。
    それなのに。
    ………………………(――「クラプトンの涙」より)

    --------------------
    「クラプトンの涙」「左側のボーカリスト」「唇に愛を」「バラードを」「笑うライオン」「その夜に歌う」「明日を笑え」の七篇からなる短編小説たち。
    ある者はかつてミュージシャンであり、ある者は恋人をミュージシャンに持ち、ある者は親がミュージシャンだったり。這い上がって成功する者もいれば、成功せずに堕ちていく者もいる。繊細に、豪胆に描き分けた作品たち。
    それぞれの作品に明確な繋がりはないけれど、少しずつリンクしていて、それを探すのも少し面白い。

    お気に入りは、「クラプトンの涙」「バラードを」「その夜に歌う」。

    読み終わった後に、心の中にほっと暖かい火が灯る感覚がした。

  • どの歌う人も良かった
    表紙に騙されてはいけません
    中々中身のある話です
    ホントにいいお話でした

  • うたうひと、アーティストにこだわって、ひとつひとつが心地いいストーリーとうれしい結末を届けてくれる。最近仕事が忙しくてね、夜に本を読んで疲れを癒すとき、このショートストーリーはほんと心地よかった。

  • 歌、音楽に関連する心温まるお話が7編。国内外が舞台。

  • 音楽がらみの短編

  • うたうひと

  • 誰にでもその人だけの歌(ストーリー)がある

    恋人に、友達に、きっと伝えたくなる7つのやさしい物語
    『東京バンドワゴン』の著者が描く珠玉の短編集!

    ギターが泣いている。最初にそう言ったのは誰なのか今となってはわからない。
    奴がチョーキングすると音が泣き出すんだ。
    あなたのギターを聴いているとわけもなく涙が流れてきます。
    雨の中を歩けば、誰にも知られずに泣くことができる。
    お前のギターがまさにそれだ。
    weeping in the rain.
    俺の代名詞になった。
    それなのに。
    ………………………(――「クラプトンの涙」より)

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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