- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396634629
感想・レビュー・書評
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結局誰が活躍するでなく問題が収束した、
物足りない感。
しかもあんな薄っぺらい説得に絆されるとか都合が良すぎる。
例によって青年とアクの強い少女のコンビなんだけど、やはり淡い関係で終始する。
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今のその先の話。ちょうどコロナ禍のなかで延期した東京オリンピックを開催するのか中止するのかでざわついて、社会の不安定さを感じている今の状態と重なる気もします。
経済的な混乱に端を発する話で、少し変わり種ですが、それでも機本さんらしくて私は好きです。 -
長かった。長く感じた。
経済学を勉強していると、経済学の理論なんてない方がいいのではないかと感じることが多々あるが、そんな気持ちをSFな物語に仕上げてある。
個人的にはペース配分とキャラの完成度に疑問が残った。
しかし現代文明はなにがしかの「搾取」のうえに成り立っているようなもので、枯渇すれば終わり。作中で予測されたような破滅の未来は目に見えている。それをどうにかハッピーエンドに結ぼうとしても、どうしてもすっきりしないのは仕方がないかなと思う。
問題提起としては弱いし、最後にはお茶を濁された気がする。ルソーのようなクリティカルな文明批判は難しい。 -
わざわざ図書館に予約までして借りてきたのに、数十ページ読んでみたけど、ちょっと気持ちが乗らない。私がその気になって読みたくなるまで積ん読状態にしておこうと思います。何だろねぇこのムラッ気。自分で自分を持て余している。
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2015/05/10
自宅