家族のシナリオ

著者 :
  • 祥伝社
3.19
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本棚登録 : 166
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634995

感想・レビュー・書評

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  • ※なんだかよくわからない自他に陥っている。おそらく2021年の一月に読んだはずなのにその危篤登録も感想もない。こうなるともう完全にお手上げである。予想としては何らかの原因で感想を書くべき本の「選択」を間違えたのだと思う。しかしもうどうしようもない。幻の感想文よ今いずこw
    (こんな感想でもアップすると いいね!だの」ナイス!だのが少しは付く。誰も決して全く全然読んでいない事の証拠である。読まれない事前提の感想で良いのだ。むちゃくちゃな悪口を書き この本絶対に四ではダメ気が滅入るよ とか時間の無駄使い と書いて 出版社が いいね!してリツイートしてたりするのだwwwww 読めよ!w)

  • 大きな事件が起きるわけでもなく、淡々とお話がすすむ。
    著者の書く主人公の男の子はみんな大人しい。

  • 元女優の母、離婚し、元夫の弟と再婚し、なおかつ元マネージャーを看取ると言う。
    かなり破天荒な女性。
    主人公は長男の想哉。高1、ヒッチコック好きな演劇部。
    元叔父、で現父の友くんや妹のれな、母が看取る谷口さん、演劇部の仲間たち、丁寧に想哉の気持ちが描かれている。
    ドラマチックすぎる感はあるけど、一生懸命周りを気遣う姿はこの作家の描く男性像のちょっと若い版。

    現実に、元夫の兄弟と再婚はなしだなーーって思うけど…

  • おじさんがなくなったと知らされた時に読んでいた本。
    家族以外の大事な人を看取るのも大切なことだと思う。
    とくに異性だと家族の理解が得られないけど、こーいう関係もありだと思う。ほっこりエピソードの想哉くんの演劇、もう少し読みたかったな。

  • 「まち」
    「ひと」
    が あまりに読み応えあり!
    だったので

    うーーん もうちょっと感
    を どうしても思ってしまいます

    それでも
    巻末の参考文献に
    平田オリザさんがあったのは
    嬉しく思いました

  • YAですねえ
    高校生男子ってこうなんだ
    中学生女子って・・・
    いいな~~と思った

  • 郊外の町・みつばで暮らすちょっと変わった事情の家族の物語。

    ・ダルダルな一学期
    ・バラバラな夏休み
    ・ギリギリな二学期
    ・キレキレな冬休み
    ・ホロホロな三学期
    ・サラサラな春休み

    団地に暮らす安井家は、父と母が離婚し、母は父の実弟と再婚する特殊な家族。

    母は元タレントで、高1で長男の想哉はわずか3日でテニス部を止めた。
    しかし、同級生の美衣に誘われて演劇部に入る羽目に。

    そんな時に、母が元マネージャーを看取ると宣言し、家族にさざ波が立ち始める。

    確執が広がる母と娘、演劇に向き合う想哉、新しい父親・友さんとの関係。

    母の仰天行動によって、家族が新たな結束を結んでいく。


    もう少し山あり谷ありあってもよかったかなと。

    でも小野寺さんの空気感好きだなあ。

  • 青春だなあ。文化系の部活入ってた人にはわかるよね。こんな感じ。

  • 小野寺史宜 著「家族のシナリオ」、2016.6発行。元女優の母早苗41才(安井直仁47歳と結婚、二人の子供、離婚して直仁の弟友好44才と再婚)は突然元マネージャー谷口久邦52才(すい臓がん)の看病のため病院に通い始める。高1想哉は戸惑い、中1れなは母親の行動に反発、父親は母に遠慮・・・。バラバラになりかけた家族が、想哉の気配りで徐々に円満になっていく様子を描いた作品。シナリオはまずまずと思うのですが、テンポが悪く、読むのに時間がかかりました。

  • サラッとしていて、安心して読めますね。

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著者プロフィール

一九六八年千葉県生まれ。二〇〇八年『ROCKER』で第三回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞し同作で単行本デビュー。著書に「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『ひと』『ミニシアターの六人』『レジデンス』『タクジョ!』『銀座に住むのはまだ早い』『君に光射す』などがある。

「2023年 『片見里荒川コネクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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