捜査一課殺人班イルマ ファイアスターター

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396635176

感想・レビュー・書評

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  • 東京湾のメタンガス掘削プラットフォームでの事故死と思われたものが、一人台風の中を先乗りでやって来たイルマによって殺人事件としてひっくり返される。そこからイルマの獅子奮迅の活躍が始まるのだが、事態は第二の殺人事件、発砲事件など次々と異様な状況になってくる。職員の中に、爆薬を操る犯人が隠れているのだ。一体誰犯人なのかというミステリーの要素だけでなく、登場人物たちの心理が詳細に描かれることによってぐいぐいと読ませる。さらに、アクション、パニックものの面白さまで加味されている。イルマの超人ではない弱さも描写されいるのも、作品に奥行きを持たせている。

  •  イルマが台風で孤立したプラントの中で、大暴れですよ。まあ、一人でよくやりましたねえ。本当に強い。

     次々に怪しい奴が現れて、最後まで楽しませてくれます。

  • 女性刑事イルマシリーズ第2弾
    東京湾内のプラントで嵐の真っ最中に起きた事件に臨場したイルマのアクション活劇。
    ストーリーはそこそこだけどイルマの活躍振りが何故か気に入っている。

  • 2017年250冊目!
    シリーズ2作目。
    1作目もそんなに好きな感じではなかったので、読んでいなかったけど、3作目が出たので、今更ながら読んでみた。
    捜査一課の一匹狼・イルマ。
    東京湾の海上に設置されたメタンガス掘削プラットフォーム「エレファント」で起きた転落事故の現場確認のため、一人、エレファントに乗り込む。
    台風が接近しており、応援も到着しない中、イルマと見えない犯人との攻防が描かれる。
    台風の接近、沈みかけのプラットフォーム…その中で孤軍奮闘する女性刑事。少し前に読んだ「波濤の城」とかなり設定が似通っていて、ちょっと飽きてしまうところもあったが、事件の真相はなかなか見えて来ず、先が気になる展開は前作より断然面白い。

  • 久しぶりにこういう無愛想な主人公の本読んだから少し疲れた。なぜこんなにツンツンしているのか?格好いいをとおりこしてあまり気分良くないです。主人公に感情移入できなかった。一作目はここまで共感できなくはなかったのに不思議に思う。

  • 12/20/2017 読了。

    図書館から。

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