岡崎京子未刊作品集 森 (フィールコミックス) (Feelコミックス)
- 祥伝社 (2011年9月14日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396765293
感想・レビュー・書評
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いつになったら賢い女の子になれるのでしょうか?
中学生の時、岡崎作品に登場する欲望に忠実な、だからといってハッピーではない女の子たちに、憧れた。
もういつのまにかその女の子を上回るだけ生きてきちゃって
みんなが羨む幸せだけが欲しい人にはお勧めできません。
あとがきをいま読んだ。レビューって、こういうことか、自分の、ちゃんちゃらおかしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まんが
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岡崎京子未刊作品集 森 (フィールコミックス) (Feelコミックス)
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c
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「木を見て森を見ず」あるいはその逆もあるけれど、一旦迷い込んだら、それが一体どういう構造でどんなふうに影響し合っているのかよくわからない。自然だけでなく経済も人間の感情も、ある一点のそれだけ眺めて観察しているのは時に楽しいこともあるけれど、思いがけず翻弄されていることにふと気付くことがある。やってらんないよー!と投げ出したくなる瞬間、ぼくはいつも森を見て深呼吸している。
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久しぶりに読んだなぁ、岡崎京子。フィールヤングで一話だけ掲載されて、その後、岡崎さんが事故にあって、未完になっていた作品「森」が載っている、という。その他にもこれまで単行本化されていないものがあれやこれや、と。後期になればなるほど画に神が降りてきている。あの目、あの唇。岡崎京子が事故にあってなければ、どんな作品があの先に生まれていたのだろうか、と思ってしまわずにはいられない。ずっと、思い続けるだろうと思う。そのくらいに、飛び抜けている。(11/11/3)
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単行本未収録作の寄せ集め――だと知っていたから
レンタル版デジタルコミックで読みました。
一応ファンの端くれだけど、申し訳ないが、
コミックス買ったらちょっと後悔しそうな気がしたので。
でも、連載の第1回目だけが執筆→発表されていた、
妙に不安を掻き立てる表題作、最後まで読みたいなぁ。
ここでおしまいとは辛い。
あと、古めの牧歌的な短編はやっぱり笑えるし、
画風の変遷を追うのも楽しい。 -
『森』の入り口へ、その奥は秘密のまんま。そんな感じですかね。
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2011/10/13購入
2011/10/13読了