- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396767150
作品紹介・あらすじ
衣装・シャネル、美術・ピカソ、脚本・コクトー、音楽・ストラヴィンスキー――それはまさに、奇跡のバレエ団。
「天才を見つける天才」ディアギレフと「バレエに革命を起こした」ニジンスキーの物語。
学術協力:芳賀直子
感想・レビュー・書評
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三年前、「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」で、
第一話の小冊子を貰いました。それがきっかけ。
“自由”を求めるニジンスキー。
“自由”を与えたいディアギレフ。
彼らの“自由”がすれ違い、別離が訪れる。
男性である二人の心情の流れと、
女性であるココ・シャネルとミシアの眼差しを通して、
バレエ・リュスの始まりから最盛期までを描く。
実に丁寧にバレエ・リュスについて調べています。
同じ題材の山岸涼子の「牧神の午後」と
比較読みするのも良いでしょう。 -
漫画です。ディアギレフ。クラシック音楽に関わる話を聞いた時に出てきた、そして先日読んだシャネルの本にも出てきた、特に追っかけたわけでもないのに出てくるから、これも何かの縁かと思い。
ディアギレフとニジンスキーの、本当に入口を知る。
シャネルとミシアの話の方も興味あり。
何だかこの時代は面白いのかも。 -
天才の宿命なのかな。
猛烈に人を惹きつける人って、ざっくり陰と陽の2パターンがあると思うけど、ある種の陰のパターンの究極形だと思う(ちなみにバレエダンサーの陽の典型は、ニーナ・アナニアシヴィリだと思う)。
一気に読んで、ちょっと泣けた...