- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396784355
作品紹介・あらすじ
「かわいそうな光 俺なんか好きになったばっかりに」
妊娠中の母親は気づき始める。
実子・光が見せる、
10歳上の義兄への異常な執着に。
そんな義母から光との仲を牽制されたのを機に、
春樹は姿を消した。光に忘れられる事を願い、誰にも告げず、遠くへと……。
しかし、光は、春樹を見つけてしまう。
その瞬間、春樹は逃げる事をやめ、
身体を光の愛欲に委ねた。
そして密やかに、ある未来を選択するーー。
愛憎極まる義兄弟インモラルドラマ、衝撃の終幕。
感想・レビュー・書評
-
ほぼ全編に渡り陰鬱で破滅的でした。単館上映の映画作品のようで好み。愛とか友情なんて綺麗ごとは通用しない潔さ、たまに読み返して絶望したいです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母親の遥さん、無理して(全てカミングアウトした春樹と光を迎えに行こうとして)赤ちゃんと一緒に亡くなってしまい、それを居なくなった光を探しに行こうとしたからだと思った父親から息子だと思えないって言われて遠縁にやられるとかBAD過ぎる…
壊れ過ぎて、母親の遥をなくした光がもっと苦しめ…苦しめと笑う春樹さんがボロボロ過ぎた…
先輩が側にいてくれ支えになってくれるけど、お互いもう噛み合わない感じ…そして春樹と光の関係はずっとこのままで、きっと2人とも変わることが出来ないのだろうな(唯一お互いだけが理解し合える存在だし)
久しぶりにこんなしんどい(メンタルが削られる的な)作品を読んだけど、すごく刺さって面白かったです。 -
番外編 4