生類憐マント欲ス 2 (Feelコミックスファンタジー)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 48
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784396790530

感想・レビュー・書評

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  • 元禄文化華やかなりし江戸の街に渦巻く陰謀を
    "せんせい"と進之介が斬る!
    本格元禄怪奇譚、待望の第二集!

    そのまんまの怪異モノだけど影で政治的な動きもあり
    今後の展開がたのしみな作品(〃艸〃)ムフッ

  • 「生類の中にこころをもたぬものがおる それはどうしてかひとの中にこそおるのだ ひとだけがその己が欲の為だけにひとの法(のり)をこえようとする」

    人の欲には果てがない。無意識の欲、呵責を覚えながらの欲、自己の利の為に欲を煽り立てる醜悪な欲。欲、欲、欲。
    何かを傷つけない欲というのは難しいのかなぁ。あぁだから、答えは「生類憐れまんと欲す」なのかもしれませんね。憐れみの志、思いやりを忘れた時点で人は簡単に生類から外れてしまう。あぁそうか、そういう事か。

    先生達っていくつくらいなんでしょうね。烈は猫?!と思ったら違った。ネコ科ではあるけど。猫にはいかつすぎるよね(笑)勇壮と言われて嬉しそうなのがかわいい。先生とは対照的な思い切りの良さとか迷いのなさは生きる上で身につけたものか生来のものか、気になるところ。先生とおふう達との出会いもいずれ描かれるんでしょうか。
    最後の馬は粋でした。つまりあの状態で喋る事が出来るもの達がいるって事ですよね。多分関わらずに生きてるんだろうなー。

  • 烏童さんの時代物+動物(?)もの。

    微妙に別漫画に出てくるキャラにリンクしてるんだけど、関係あるのかなー?と、余計なことを考えつつ、史実の人物を取り込んだお話が面白い。

    次巻にはとうとう、時代劇では超有名な人物が出てくるらしいんだけど、どうなるんだろう…。

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