メロウレイン~ふったらどしゃぶり~

著者 :
  • 新書館
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本棚登録 : 166
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403221248

感想・レビュー・書評

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  • blと言う世界は漫画、小説ともに人気作品と言うものにオマケが多いのですが…
    小冊子、Amazon限定、アニメイト限定…etc

    全部読みたい!その後も知りたい!
    などなどファンの欲望に応えるこの一冊!

    このカバーの美しい事!
    お高いです!でも買いますo(・x・)/

    一穂ミチ先生が新たな世界で活躍するのは嬉しい
    来るべき時が来たな、と…
     
    こちらの世界も宜しくお願いしますm(_ _)m

  • その後(ふったらどしゃぶり)のふたり。
    幸せだったり、たまに不満だったり不安だったりして、今の幸せを消費して、未来の幸せを積み重ねていくふたりだな、と思った。
    特に、恋をする/恋をした がめちゃくちゃ好き。

    ちょっとだけ、ナイトガーデンのふたりもいるのかなーと期待してしまったけど、いなかった。きっとふたりは幸せのはず。

  • 付き合おう、とようやくスタートラインに立ったふたりが恋人同士になっていく過程の物語。
    後半の方だけ何冊か読んでいたので知らなかったエピソードがいくつも読めて本当にうれしい〜。
    体を先に知ってセックスで結ばれた後に恋をして日々を積み重ねていくふたりの何気ないやりとり、同じ会社の同期であることの摩擦や社内での様子、周囲のゆっくりとした変化、さまざまな思いに愛おしさが募るばかり。
    安達くんがお父さんに……そうかそうかぁ。
    日常を彩るエピソードがどれも印象的でしょっぱなの巻き寿司からかわいすぎてきゅんきゅんしてしまった。

    セックスで結ばれている、というふたりの強いつながりと思いのあり方が落としていくいくつもの光と陰が眩くて切なくて痛くて愛おしい。
    整のどうしようもないアンバランスさと、家族を失った末の弔いの色と痛みを携えたまま、一顕と生きていくことで得ていくものに胸が苦しくて温かくなります。
    どれをとっても一穂さんの非凡さが溢れている。

    些細なことでお互いに嫉妬をして、ちいさな喧嘩をして、互いの胸の内でくすぶる痛みのありかに気づく。
    それでもお互いが大切だから心を分かち合い、何度も繰り返し溺れるようにセックスで結ばれ合う。それでもそこにいつか終わりがあることを知っている。
    どうしようもなく好きで、見届けさせてくれてありがとうの気持ち。
    どの作品にも言えることですが、何気ない会話のセンスがとんでもなく冴えていてめちゃくちゃ面白くて痺れてしまう。それがラブシーンの中にごくごく自然に入り込んでくるところがたまらなく好きです。
    どのカップルもそんな感じではありますが、このふたり、いちゃいちゃしながらの会話が本当に可愛い。
    ふたりとも気遣いと優しさが溢れながら楽しく愛し合ってくれるのでそういった点ではらはらしないのもよいですね。
    国江田さんは明日も仕事があるからご無体しないであげてとか、志緒ちゃんがちょっとかわいそうだよって思う時があるから…笑

    メイト特典カードのエピソードが短くて何気ないのにすごくすごく優しくて愛おしくてだいすき。

  • 2022/01/23-01/26

  • ふったらどしゃぶりの続き。過去の付録の短編も載ってます。本編で、二人がくっついた先が物足りなかった人におすすめです。

  • 「ふったらどしゃぶり」のその後。
    その後がとても気になってたので購入。
    幸福感を味わえた。他の作品も読みたい。

  • ふったらどしゃぶり、の2人のその後。いいわあ。末永くお幸せに。

  • 間違いメールがもとで メル友になった一顕と整は
    最初見ず知らずの他人として
    互いの悩みを言い合う仲になるが
    実は会社の同僚だった!!

    最初はお互いの第一印象が良くなかったのに
    今は誰よりも胸の内を明かせる間柄から肉体関係へ…。
    その後の2人の日常が丁寧に書かれてる短篇集。
    一顕と整が、様子を伺ったり、
    心配したり、拗ねたり、焼きもち焼いたり、
    悶々と悩んじゃったりしながら日常を積み重ね、
    恋を育み、
    少しづつ自分をさらけ出し信頼を築いた2人。
    お互いが大事で愛おしい日々。

  • 少しずつ少しずつ楽しみに読んでたけど、とうとう読み終わってしまった。はぁ。
    同人でほぼ読んでた内容だけど、この二人だけぎゅっと凝縮して1冊にまとめてくれたのありがたい。幸せ。
    そして、和章さん&柊の方も、是非‼️ぜぜぜ是非‼️読みたい✨

  • 本編を読んだだけでは掴みきれてなかった主人公像が、くっきりしました。

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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