あどけない熱 (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
3.52
  • (9)
  • (10)
  • (20)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 105
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403521515

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中学生の主人公がカイネに出会い成長していく。カイネを守ろうとすごくいい男になっていきます。良いお話でした。

  • 十年前の約束 中学生と19才の出会いのきっかけは 「見てるだけであったかくて幸せな気分になる色」のクロッカス。
    「また会いたい。」という気持ちを行動にする。 一生懸命な聖が可愛くて。ほだされちゃうよね。

  • 切なくてきれいな話

  • 毎日に閉塞感を覚えていた中三の春。初めて塾をさぼった公園で、聖は五つ年上のカイネと知り合う。聖の周囲の大人たちの誰とも違い、印象的で自由なカイネに、聖は瞬く間に惹かれてゆく。だが、カイネには他人と深く関われない理由があるようで、聖は彼の作る距離をもどかしく感じていた……。青く幼く鮮烈な過去篇「宵待草」と、その十年後を描く「二人静」の二篇を収録した、著者初のオール標準語作品。全篇書き下ろし。

  •  いいですね。こういう純情話。
     だって、10年も待つんだよ!!
     よく、待ってくれたよね!! と、思うよー。
     キュンキュンする!!(爆)

     こういう純情なのがいいです。でも、ちょっとせつな的なにおいがするのも、これまたお気に入りポイントとして点数がたかったりもしてます。

  • 玄関
    ほんだらけ袋

  • それぞれの鬱屈や事情を抱える少年達の出会いと
    別れの後の手紙のやりとりと再会までのお話。
    二人の世界の閉塞感からか、どことなく消化不良な感じが
    残ってしまったのが残念…

  • 関西弁じゃない作品。いまいちでした。

  • 私はこういう閉塞感が―――というとなんかあれなんだけれども、「二人だけで完結した世界」というのが好きです

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

(くがありか) 2003年ディアプラス文庫『キスの温度』(新書館)にてデビュー。BL各社で活躍する小説家。

「2020年 『君と狸と幸せごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

久我有加の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×