- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403521515
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
十年前の約束 中学生と19才の出会いのきっかけは 「見てるだけであったかくて幸せな気分になる色」のクロッカス。
「また会いたい。」という気持ちを行動にする。 一生懸命な聖が可愛くて。ほだされちゃうよね。 -
切なくてきれいな話
-
毎日に閉塞感を覚えていた中三の春。初めて塾をさぼった公園で、聖は五つ年上のカイネと知り合う。聖の周囲の大人たちの誰とも違い、印象的で自由なカイネに、聖は瞬く間に惹かれてゆく。だが、カイネには他人と深く関われない理由があるようで、聖は彼の作る距離をもどかしく感じていた……。青く幼く鮮烈な過去篇「宵待草」と、その十年後を描く「二人静」の二篇を収録した、著者初のオール標準語作品。全篇書き下ろし。
-
玄関
ほんだらけ袋 -
それぞれの鬱屈や事情を抱える少年達の出会いと
別れの後の手紙のやりとりと再会までのお話。
二人の世界の閉塞感からか、どことなく消化不良な感じが
残ってしまったのが残念…
-
関西弁じゃない作品。いまいちでした。
-
私はこういう閉塞感が―――というとなんかあれなんだけれども、「二人だけで完結した世界」というのが好きです