心を半分残したままでいる(2) (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
4.18
  • (18)
  • (26)
  • (4)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 182
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524547

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 年下攻め×記憶障害な受け
    2巻はまるっと長い過去編です。1巻の伏線が回収されていきます。甘酸っぱくてきゅんきゅんしつつも、明らかになるエピソードの一つ一つが衝撃的でした…!
    詳しく書くとネタバレになるので言えないけど、すごく好みの切ないお話です!!
    3巻では幸せな未来になることを願っています…

  • 過去回想。忘れてしまうから、折角幸せになっても救われない繰り返し。つらい。

  • うっかりしてると魂持っていかれそうなくらい引き込まれます。静良井と中上の過去編。一巻でのなんで、どうして、が解消されたけどツライ…。静良井視点の「夏の裏側」もよかったです。三巻が待ち遠しいです。

  • 1巻と2巻一気に読了。せつない。早く続きが読みたい。切なすぎる。

  • 毎月続きが読めるのはありがたいです。1巻が面白かったから、そのテンションが下がらないうちに次が発売されて嬉しいです。
    ストーリーは過去へと遡ったものになっていて、今まで判明していなかった衛と真文の出会い、そして青春時代をありありと知ることができました。
    …読み終わった後は、初恋の甘酸っぱい気持ちとともに切なくて切なくて、胸が張り裂けそうになってしまいました…

    読みながら、1巻の時の二人を思い出してしまったからです。
    特に泣けたのが、理想のコーヒーショップの話と白いカナリアです。ネタバレだけど、これが強力な伏線になっています。
    真文は本当に美しくて、かわいくて、天使みたいな年上の恋人だったんだな…とつたわってくるから、いっそう辛かったです。
    ――傷つかない。なにがあっても、絶対に。自分だけは。
    という衛の言葉が、受けた衝撃の大きさを何よりも物語っているようで…!
    あんた誰…?って、最愛の人に言われて傷つかないわけ無いのに~!!
    ひっそりと二人きりで愛を育んだ良い時間があったのがわかると、なおさら今の状況がハードだと感じます。

    繰り返される愛の時間に翻弄される衛と、完璧に愛の迷子になっちゃった真文。
    どうやって、二人がまた同じ愛を見つけ出すことができるのか、心配でドキドキしてしまいます。

    二人のラブにめちゃくちゃ萌えました…Hシーンはもちろん、キスを重ねていくうち若いから辛抱たまらずどんどん回数増えちゃうとか、初合体失敗とか、ヤキモチハンパないとか…もう激萌えでしたよ~
    同じ時系列が、衛側と真文側から描かれていてどちらの心情もわかるようになっていたのもよかったです。

    まあ、とりあえず真文はコーヒー好きってところは不動だったわけで。これが再会のとっかかりになると判断したのか、それとも一途な愛のために衛はコーヒーショップのマスターになったのか。
    いずれにしろ衛は間違っていなかったんですね。
    こういうところが、胸に刺さるんです。切ない!続きが待ち遠しくて仕方ないです。

全7件中 1 - 7件を表示

砂原糖子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×