- Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403622137
感想・レビュー・書評
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女性陰陽師と仲間達に依頼される怪異事件簿第6巻。今回は初音や兵吾の昔のエピソードも。少しずつ過去の話と繋がってくるのかな。
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那州雪絵にはバケモノの出てこない話は描けないんだー!
とずっと昔に自ら描いていた人が未だにバケモノの出てくる話ばっかり描いててすごいなって。
那州雪絵の本もなんだかんだ全部読んでるような気がする。
BLの以外。
グリーンウッド以来の刷り込みがある感じ。 -
変わらないようでちょっとずつ変化している初音ちゃんの周辺状況。今回は青石さんメインで、他の準レギュラーは出てきませんね。
最終話の旗竿地の話が切ない感じでよかった。少年の冒険心と初恋と恐怖と挫折が切ない想い出として昇華された感じ。
出来ればもうちょっと初音ちゃんと兵吾の関係に寄った話が見たい。 -
流れゆくもの…青石さんと困った新人。
春のしじま…若かりし兵吾とボロ屋に棲むもの。
刻印…「よし」の名と祟り。
夜に佇む者…のっぺらぼうとキツネ。目を取られた二人の最後の握手のコマがなんか好き。
ア・ボーイ・オン・ザ・ウォール…幼い初音と旗竿地。んんーーこのくらいの頃の無山と初音の親子ライフもっと見たい…。
「刻印」と「ア・ボーイ・オン・ザ・ウォール」が好き。 -
青石さんの会社での話、兵吾の鑑別所に入る前の話、先祖から代々伝わる名前の話、のっぺらぼうの話、旗竿地にまつわる話の五話。
会社で一人で残業しているときにあったら怖い話かと思いきや、なんだかありそうな「ああ…」とため息とともに言いたくなる青石さんの話。
あの頃、帰る場所のなかった兵吾にも、帰る場所ができたけれど、兵吾の過去はハードだね。
名前の話は、やはり化け物と取引してはいけない、という教訓めいた感じ。
のっぺらぼうの話も、無山じゃないけれど無山として扱われる初音にちょっと同情。これから先、化け物にとってはそういう立場なのかも。
旗竿地の大人は誰も見ていない家なんて、ごちゃごちゃとしていた子供の頃の住宅地ならありえそう。今の整然と並んだ住宅地もある意味怖いけれど。