ディヴィジョン (ディアプラス・コミックス)

著者 : 西田東

• 新書館 (2010年9月30日発売)

感想・レビュー・書評

[みぃさんの感想 · 2011年12月7日]

西田先生は困るのです。細身の美人が好きなのです。ずるずる…ずるずる…。まるで浅野のように絡めとられていく。
すごいなぁ。表情で見せてしまう。漫画の素晴らしさを堪能。好きになるのは理屈じゃないの見本ですね。動きも面白くて浅野の人間が出ている…そう 浅野と田中の人間臭さ。自分の心を認めなかったり、諦めが悪かったり 一生懸命だったり…♂×♂って無防備になるのかしら？

[gssyさんの感想 · 2019年5月23日]

やっぱりこの人の描くオヤジは良いのう。まっすぐな若者との駆け引きがたまらん。

[838383838さんの感想 · 2015年6月17日]

面白かった！！！！ラストの時計渡すところよかったなー。

[ichiiiiさんの感想 · 2014年7月5日]

逃避行ものが大好きなので、ワクワクして読みました。良かった！！
大筋は最初ハードそうに見えたけどそんなにシリアスでもなく、
BLぽい話がメインなので軽く読めます。
攻めの元ヤクザの女慣れした感じがとにかく格好よく描かれています。
小ネタで印象づけられて、惚れてしまう流れを納得させられます。
受けの弁護士は確かに性格的に女々しいけれど、
かなり賢くて肉体労働もできるので、ひ弱な印象ではないです。

[ざじさんの感想 · 2013年10月7日]

西田作品に出てくる男たちは、例えゲイと言う明確な表示がなくても「あれ、この人ひょっとしてどっちにも転ぶんじゃないの？」と、思ってしまうのだ。そう言う風に誘導するように描かれているかと言うと、そうじゃなくて、表情一つ、なのである。この場面でこの顔は…と言う場面があるのだ、作中に。この、「ひょっとして」男を選ぶんじゃないか、と言う感覚はどんな作品を読んだとしても、長年ホモ漫画を読んでる身だからか、鼻が効くと言うか、アンテナが反応すると言うか。「ゲイである」と、文字や言葉で描かれてなくても、物語が終わっても決定的にそうだと書かれてなくても、「絶対そうだよ、うん」と思いながら本を閉じる時に喜びがある。

[hotarufujinoさんの感想 · 2013年2月28日]

腐女子ほぼ引退状態のわたしにとって今や作家買いできる数少ない漫画家の西田東。ウマヘタ？系の絵とシュールなギャグは好みが別れるでしょうが、男に夢を見ないリアルさが、究極のファンタジーたるBLとさりげなく融合してるのが面白い。サラリーマンもの、たしかにワンパターンに感じるときもあるけど、安定クオリティで安心して読める。

[みぃとさんの感想 · 2012年10月22日]

大人の男たちの恋愛？
ちょっと女々しい受け男と飄々としたヤクザの駆け引きが素晴らしい作品だった。
心に残る一作。

[腐った林檎さんの感想 · 2012年9月15日]

面白いけど、カップル２人が好みでなかったので★３つ。
西田さんの漫画は男同士の感情のぶつかり合いが好きなんだけど、この作品はあまり恋愛の甘さが全面的ではなかったかな〜(´・ω・`) いゃ矛盾した行動の理由は【恋】なのかもしれないけど、恋人同士の甘さが読みたいの〜(泣) ２人が一緒にいる間も浅野に気持ちが同調して、ふっと田中が居なくなりそうで気が休まらなかった…。 すぐに「いつか」が来そうでずっと不安で、愛情が信じられない相手って辛いなぁ〜と思った。

でも男くさい表情と男性の可愛さを滲ませるギャップはピカイチで、浅野の泣き顔は反則的に可愛かった…!!
紆余曲折ありながらもハッピーエンドなのがイイね。

[omikuさんの感想 · 2012年8月2日]

弁護士とチョイワル（？ｗ）オヤジのお話。

「恋と刑事」がドハマリしたのでこれも読んでみましたが、
これも、ツボ、ドストライク！！
もう、感無量！！！！！！！すっごく良かった！！！！

所々にある小さな何でも無いような演出も粋。
受けが乙女チックじゃなくて、もろに「男性」ってかんじもカッコイイ。
小さなネタもリアリティがある。
所々笑える。（普段あまり笑わない自分が…）
涙の見せ方うまし！！こっちも泣きそうになるわ＞＜
どれをとっても、文句のつけどころのないくらい好みでした。

今熱い気持ちになっちゃってるから大げさかもしれないけど、
最近BLコミックを読み漁りはじめて、
この作家さんに出会えたから本当良かったと思った！！
それくらい感激してる気持ちです。
２冊は古本購入だったんだけど、この作家さん、猛烈に応援したいので、
これからは新品購入していきます！！
西田東先生ばんざーい！！

[あーさんの感想 · 2012年2月1日]

最高！