青年発火点 (ディアプラス・コミックス)

著者 : 雨隠ギド

• 新書館 (2014年6月30日発売)

感想・レビュー・書評

[キリヱさんの感想 · 2014年7月4日]

他のBL漫画が買いたくて書店に行ったのですが、売り切れているのかなかったので適当に購入。
雨隠さんは初読みです。
何となく自分とは合わないような気がしていましたが、そんな事なかった！
表紙だとどっちの子もあまり好みな外見じゃなかったのですが、読んでみたら二人ともとても可愛かったです。
特に先輩が！
堅物でもなく、どじっこでもない、不思議な感じの眼鏡くん。大好物です！
ダンス委員の件がとても好きです。
一人でぼんやり風船見ていて、色々考えてる所。
自分も含めて、おたくってこんなですよね。
一人で色々楽しい事考えてるのが好きなので、ぼっちが淋しいとか云ってる感覚がよく分かりません。
一人でいるのも、皆でいるのも、楽しいですよ。
皆にぼっちで浮いてると笑われてる先輩が、何か一人で別の事考えて楽しんでいるって分かったりする後輩くんの筈なのに、どうしてこんな結果になってしまったんですかね。
ほわほわ幸せな気分になっていた所で3話のラストが来たので、驚きました。
えええええ！？
なんで？？
でもまあ、読後感は大変宜しいので、これから読む方はドキドキしながら読んでみて下さいませ。

前に装丁が好みで気になっていた漫画が雨隠さんだったのを思い出しました。あの特装版買っておけば良かったなあ。
これから読みたい作家さんが増えました。

[ざじさんの感想 · 2014年7月4日]

乳首をつねり返した目白くん、ぐっじょぶだ（笑）既に音声化決定してるのか。ギド作品もほぼ100％近い確率で音声化されてる。

[久慈ケイさんの感想 · 2014年7月3日]

ギド先生の新刊心待ちにしていました!!
今回の眼鏡も素晴らしかったです…2人とも可愛くて。
黒豹（漫画内表現）に気に入られた、猫さんなイメージ……（？）
名島さんと古賀さんの漫画も今から楽しみです！

[oさんの感想 · 2014年7月3日]

好みのCPじゃなかったっていうただそれだけなんだと思う。そもそも初々しCPっていうのが好きではないんだよなあ…
ギド先生さすがだなあって思ったのはテンポの良さ。緩急つけて飽きずに読める。

[腐った林檎さんの感想 · 2014年7月2日]

良かった！ギドさんたまに私には不可解なお話あるんだけど、これはすごく好きだ。１冊まるまる表題作、初々しい初恋のお話でした。

高校のイケメン後輩×草食を通り越して「草」と形容される地味な先輩。まったく正反対に見える二人が、知り合って・惹かれ合って・恋をする。イケメンな後輩は、見掛けによらず真面目で昭和の父親みたいな性格。一方どこか浮世離れしている先輩は、妄想と知識だけでエロ体験談を書くバイトをしている、イマイチ掴み所が不明な不思議くん。
重なった偶然で二人が急接近して、好奇心と本能で身体から先に近づいてしまう空気感と熱量。滲む独占欲と無自覚に募る思慕、現実に揺れる傷付きやすい柔らかな心…。
また知識だけは備えてる先輩が快感に素直で、一見真面目そうなのにエロには好奇心が抑えられない姿も、色気があってスゴく良かったよ！
いろんな要素がバランス良く詰まって、穏やかなのにとても気持ちが揺さぶられた。後輩も先輩もイイ子で、出来れば傷付かず、明るい道を進んで欲しいと願ってしまう老婆心。でもその道が幸せかどうか、決めるのは本人だよね…大学生になった先輩が抜け殻のようで、切なくて愛しくなった。

欲を言えば、もっと幸せな二人の姿を見たいので★４つ！
現在はこの作品のスピンオフを連載中とのことだけど、その二人(名島×古賀)はちゃんと恋愛できるのか…こんなピュアッピュアな話を読んだ後だと不安しかない(笑) でも楽しみに待つわ( ；∀；) そして成人した後輩×先輩の続編も待っています！

[bgさんの感想 · 2014年7月2日]

書き下ろしが可笑しくてかわいいです。

著者プロフィール

2007年に「Wings」（新書館）でデビュー。
代表作に『ファンタズム』『まぼろしにふれてよ』（新書館）、『恋煩いフリークス』（エンターブレイン）など。
2013年2月より、「good!アフタヌーン」で『甘々と稲妻』を連載開始。

「2018年 『甘々と稲妻（10）特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」