恋の行き先 (ディアプラス・コミックス)

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  • 新書館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784403666223

感想・レビュー・書評

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  • ▼あらすじ
    高級靴店に勤める四谷(よつや)の恋人は大会社の御曹司でイケメンセレブの鷹場(たかば)。
    幸せな日々を送る二人だったが、実は鷹場は父親に政略結婚を迫られていて……!?
    恋する靴屋シリーズの大人気カップル・鷹場×四谷の最後のラブトライアル!

    ***

    ストーリーの完全度:★★★★☆
    シリアス度:★★★★☆
    あまあま度:★★★★☆
    エロ度:★★★★☆
    萌え度:★★★★☆
    総合評価:★4.0

    『恋する靴屋シリーズ』より、私が愛してやまない鷹場×四谷CPのお話です。
    丸々一冊この二人が主役のお話は『恋の誘惑』以来二冊目ですね!o(^▽^)o

    この本を読むにあたって改めてシリーズ1巻から読み返してみたのですが、一見何も変わってないように見える絵柄でも、こうして見ると案外変わってるんだなぁ…と思いました。
    特に鷹場さんは初登場と比べると見た目が大分変化しているので驚きでした。
    顔の描き方は今の方が断然好みなんですが、ただ一点、最近の鷹場さんは眉毛が濃くて太いのでそこだけが少し気になります(笑)
    まぁ、それでも鷹場さんが好きな気持ちには変わりないんですけどね(笑)

    さて、肝心なストーリーですが今回は驚く事が二つありました。
    まず一つ目は鷹場父が物凄く嫌なヤツだったこと!
    鷹場さんの性癖を“悪癖”だと貶し、真っ正面から人格を否定するような息子に対しての愛情を一欠片も感じさせないキャラで、鷹場さんに「恥さらしが‼︎」と罵声を浴びせるシーンでは読んでいるこちらまで辛くなりました。

    そんな緊迫した状況の中、隣で見守っていた四谷が鷹場さんに対して「俺と一緒に行きませんか」と言ってくれた事、「結婚してください」と逆プロポーズしてくれた事が嬉しかったです。
    「鷹場さんは俺と一緒にいた方が幸せになれる」なんて笑っちゃうくらい自信満々な台詞だけど、確かにその通りですしね(笑)
    普段はちょっと頼りない四谷の男らしい姿に感動したのは言うまでもなく。まるで駆け落ちでもするようにあの場から鷹場さんを連れ出してくれた事が凄く嬉しかったです。

    そして二つ目に吃驚した事は、鷹場さんが無職になってしまったこと(笑)
    まさか本当に会社を辞めてしまうとは…!!(^▽^;)
    あの最低な父親の元から離れられたのは良かったんですが、鷹場さんは会社の重役でセレブという設定込みで好きだったので、身分差好きの私としてはちょっぴり残念な気持ちも…。
    しかも庶民的な生活が全く似合わない人で、四谷の住むアパートに居候している姿にめちゃくちゃ違和感を感じました(笑)

    ただ、そこは鷹場さん。いつまでもプーな訳がなく、最後は鷹場さんと四谷の関係に理解のある(それどころか祝福してくれる)人の会社にきちんと就職出来たようなので心からホッとしました(笑)
    鷹場さんは自分の性癖と四谷との関係を父親に真っ向から否定されてしまいましたが、その分、四谷の家族は二人の関係を否定する事なく受け入れてくれたので良かったです。
    途中、辛いシーンもありましたが最後は色んな人に祝福してもらえて二人とも凄く幸せそうだったので読後感は悪くありません(^^)

    大好きな靴屋シリーズもこれでおしまいと思うと寂しいですが、スピンオフ(方法シリーズ)はまだ続いてるみたいなので、ファンとしては嬉しい限りです♡
    新刊、楽しみにしてます、先生!o(^▽^)o

  • 靴屋シリーズ、鷹場×四谷の最終巻。鷹場さんのお見合い問題があがってきて… あんな家出ていって正解ですよ、鷹場さん…。自分の息子に器風情とか酷すぎ。四谷と暖かく素敵なこれからを過ごしてほしいと心底思った。四谷が男前でスカッとしましたよ。「つま先」の店長CPとか「靴音」のほかの方たちのその後が見てみたいなぁ。

  • うわ!わわわわわわわ!!!本誌で読んでたけど!なんとなんとの描き下ろし!!!ひゃー!やったー!幸せー!!

  • うるきゅんたったー。このシリーズ大好き。末永くお幸せに!

  • なんとなく読んでたシリーズでした。お互いのことをきちんと考えて出した結末。よかったです。

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著者プロフィール

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「2016年 『オリジナルボーイズラブアンソロジーCanna Vol.51』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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