君に恋するはずがない (ディアプラス・コミックス)

著者 : 須坂紫那

• 新書館 (2020年11月2日発売)

感想・レビュー・書評

[touhaさんの感想 · 2022年9月2日]

★3.7

[ゆうさんの感想 · 2021年11月2日]

リーマン×リーマン。

Twitterで見かけて試し読みし、
迷わず2冊まとめて購入した作品。

男前×男前でもあると思うし、イケメン×スーツ！！
この上絵が綺麗なので、目の保養！！！

しかしこれどっちが受になるんだろう？
と思いながら読んでました…なるほどね。

1作目は気持ちが通じ合うまでとなっています。

[ゆきえさんの感想 · 2020年11月8日]

パッと見て個人的に思ってたのと受攻反対だったんですけど、全然良かったです。

[komopyさんの感想 · 2020年11月7日]

驚異的に絵がどんどん進化している。美しいです。
大手メーカーに勤めるハイスペック28歳×同じく同期のイケメン。
好物のリーマンものでした。
北大路は王子様のようなビジュアルなんだけど、実は少女マンガが大好きな隠れオタで、夢のような超ド級オタ部屋に住んでいるという…(笑)
母親の影響で沼に落ちたというのもかわいくて、ギャップありすぎです。自分自身が少女マンガの王子様みたいなのに～
オタクなのを隠して生きてきた北大路は、偶然同期の有馬も少女マンガを読むと知り、人生初の趣味友達を得るんですが、二人の間には大きな誤解があって……
この誤解がとても切なかったです。

やっとありのままの少女漫画好きで語れる友達ができたと喜ぶ北大路と、実は北大路に長年片思いしている男前だけど健気系の有馬。
ものすごい勘違いしている北大路のオタクライフにつき合うことで密かに幸せを感じている有馬に何度もきゅーんとさせられました。
北大路への隠しきれない想いがこっちには伝わってくるのに、北大路鈍感すぎて。クールに友達として接する有馬にぐっときてしまいました。

そんな中、GJナイスキャラだったのが有馬の姉さんですよね。そのせいで、北大路はものすごく有馬を意識するようになって、いい傾向を見せてくれました～！
柿の種と、月刊フリルの男主人公×親友♂エンドにいちいち驚愕する北大路に笑いが止まらなくなってしまいました！
北大路はいいとこのお坊ちゃんで、リアルに王子様で、苦労知らずでとてもいい人なんだけど、相手の心の機微に疎いところがあるのが玉に瑕ですね。
楽天的で夢見る北大路に対して、少女マンガみたいな理想の恋と違ったと失望されて傷つきたくないと返す有馬はどこまでも現実派です。

でも、お金や家柄目当てで北大路を狙っていた女子たちより純粋に彼のことを好きになってくれたのは、有馬だけですよね…
北大路も最終的には一番大切なことに気づいたようで、ほっとしました。一緒にいて幸せを感じることができる人に巡り合えた北大路と有馬は、少女マンガみたいなハピエンをむかえることができてよかったです。

「北大路が俺に夢を見すぎている件について」では、少女マンガの王子様のようなふるまいの北大路に自分はか弱いヒロインではないと、現実を見せようとする男前な有馬の話でした。でも逆効果でもっとラブラブに…！
これ、面白かったです。

二人が本当にイケメンですてきでかわいかったし、オタ的にすごくツボに刺さる内容でした。
ぜひ続きが読みたいです、プリーズ!!