女にこそあれ次郎法師

著者 :
  • KADOKAWA(新人物往来社)
3.93
  • (4)
  • (6)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (513ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404032928

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大河ドラマ「おんな城主直虎」の放送が終わった年末に図書館で借りた。あんまり人気はなかった様子。ドラマを先に見たからかもしれないが、ドラマの方が井伊家の家中の様子や直虎の領主っぷりがしっかり描かれていて良かったかな。当時はテンポ遅いとか文句言ってたけど…。いずれにせよ資料が少ないらしいからだいぶ創作が強いんだろうけど、これまで知らなかったのが惜しいくらいの歴史上の人物だった。

  • 奥浜名湖あたりが舞台の小説である。
    あのあたりを根拠地とする郷人というか国人というか地下侍の井伊一族が、今川、武田、徳川に翻弄されながら生き延びて彦根35万石の大名となる、その苦労物語である。

    私は現在静岡県人であるし、出身の豊橋(昔は吉田といった)も舞台に近い。その縁で読んだ。

    梓澤要の文章は落ち着いて破綻がなく、安心して読める。

  • 井伊直政の叔母にあたる井伊直虎の話です。

  • 最近読む時代小説ってなんか三河のが多い。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1953年静岡県生まれ。明治大学文学部卒業。1993年、『喜娘』で第18回歴史文学賞を受賞しデビュー。歴史に対する確かな目線と骨太のドラマを織り込んだ作風で着実な評価を得てきた。作品執筆の傍ら、2007年から東洋大学大学院で仏教学を学ぶ。2014年『捨ててこそ空也』で、第3回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。主な作品に『百枚の定家』ほか。

「2016年 『井伊直虎 女にこそあれ次郎法師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

梓澤要の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×