武士の評判記: 「よしの冊子」にみる江戸役人の通信簿
- KADOKAWA(新人物往来社) (2011年2月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404039811
感想・レビュー・書評
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よしの冊子にみる江戸役人の通信簿。今も昔も変わらない江戸サラリーマン社会の実態とは。
・序 章 松平定信の登場
・第一章 政権交代ー松平定信と田沼意次
・第二章 老中たちの評判
・第三章 幕閣大名の生態
・第四章 町奉行の勤務ぶり
・第五章 勘定奉行と勘定所役人
・第六章 江戸の機動隊、火付盗賊改
・終 章 松平定信の退場
・付 表 諸役職就任者
・参考文献
・あとがき
寛政の改革を進めた松平定信の治世。定信は綱紀粛正を目指して役人達の日常を密かに報告させていた。その情報報告書がよしの冊子である。本書を読むと幕府役人達の生の息遣いが感じられて面白い。
一般に改革は失敗したと評価され、定信の評価も高くはないが、本書を読んで人物像を見直す事が出来た。詳細をみるコメント0件をすべて表示