- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404040060
感想・レビュー・書評
-
映画の話が「ネタバレ注意で」と何度もあり、本を読み進めるにはネタバレを受け入れるしかない状況になってしまうのが不本意でした。
章の間にある『名画鑑賞マニュアル』は絵画をより深く見て楽しめるためのあれこれが書かれており参考になりましたが本文があちらこちら「ネタバレ」で読みにくかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なるほど、な話多し。
サザエさんの謎的な。
身近な映画や小説のフィクションな点、事実な点をきちんと説明されていて、読んでて楽しいタネしぃ本です。 -
ロセッティの話は驚き。綺麗な絵を描くけど、結構エグいエピソードがあるのね。
「ゴシック」の映画に出てくる絵の解説は何とも言えない不気味な内容。
「怖い絵」は深い。 -
確かに画像も多く、美術館で絵を見るための手引書にもなります。絵の解説も申し分ありません。しかし、その解説のために言及さえる映画や小説などの作品のネタばれが多すぎます。絵画だけに標準を合わせる余り、他の芸術に対しての敬意がおろそかになっていませんでしょうか。
-
雑学レベルの能書きが延々と綴ってあるだけで、不気味な絵をどうして人は怖いと感じてしまうのかという本質的な、そして肝心な部分にはほとんど踏み込んでない。端的にタイトル詐欺といっていいだろう。(あるいは、自分がタイトルに釣られた)美術関係の人には知識を披露できるという点で役に立つかもしれない。しかし、最近富みに思うことなのだが、キュレーターというのは、能書きをいかに上手く述べるかということに注力しすぎなのではないだろうかという疑問を素人ながら持たざるを得ない。