改訂4版 個人事業と株式会社のメリット・デメリットがぜんぶわかる本

著者 :
  • 新星出版社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784405103399

作品紹介・あらすじ

「個人事業主」と「会社」、独立するならどっちがお得でしょうか? 本書は、独立する際に個人事業にするのと株式会社にするのと、どちらがお得なのか、ていねいに比較しました。 具体的には、税金、経費、手続きの手間、信用、社会保険の面です。これらを図版をたくさん使いながら徹底的に比較しました。 資金計画についてもしっかり解説していますので、より具体的なシュミレーションをした上で、自分が独立するならどちらがお得か確認できます。 また、個人事業を開業する際の手続き・届出サンプルと、株式会社を開業する際の手続き・届出サンプルも解説。だから、この一冊で開業までの手続きもばっちりできる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 個人事業主と株式会社の違いやら、起業に要する期間や費用などが書かれている。

    個人と法人の違いは、信用度かなと思う。
    法人は、定款を作り、法務省に提出し、誰でも定款に書かれた所在地や責任者がわかるようになる。その作業には、お金が最低でも25万ほどかかる。このようなコストや手間をかけていることもあり、信用度は高い。
    次に、税務面の違いがある。個人事業主は所得税、法人は法人税になる。法人が、会社法というルールに縛られていることもあり、多くのルールが存在する。所得税は累進課税、法人税は定率ということもあり、どこかで分岐点は存在する。法人では、個人には給料という経費がかかり、控除などの制度も整っている。

    他にも、
    個人は繰越損失が3年、法人は9年、
    交際費の上限がないか、800万か、
    減価償却が、定額か、定率か
    法人住民税均等割7万円が発生しないか、するか
    といった違いがある。

  • 個人事業主と会社設立に関する違いをまとめてくれた本
    同様のWEBSITEは乱立しているため、WEBで調べても良いが、一冊持っておいても良いかと思い購入
    税金関連では圧倒的に法人にした方が良いのは自明ではあり
    今後の副業解禁の流れから及ぼす影響等も考えるとSaas系のサービスがはやるのも納得できる
    単純に差分を理解するのであればこの1冊と適宜WEBを調べれば良いと思う

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著者プロフィール

関根俊輔(せきね しゅんすけ)
税理士。
中央大学法学部法律学科卒。
平成19 年に、共同で税理士法人ゼニックス・コンサルティングを設立。
学生時代から培った「リーガルマインド」を原点に、企業に内在する税務・会計・人事・社内コンプライアンス等の諸問題を横断的に解決する専門家として活躍している。著書・監修書に『個人事業と株式会社のメリット・デメリットがぜんぶわかる本』『経費で落ちる領収書・レシートがぜんぶわかる本』『図解わかる 小さな会社の総務・労務・経理』『図解わかる 小さな会社の給与計算と社会保険』(いずれも新星出版社)などがある。

「2023年 『改訂6版 個人事業を会社にするメリット・デメリットがぜんぶわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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