近代天皇制のイデオロギー

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  • 新日本出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406026260

作品紹介・あらすじ

国民支配の構造とイデオロギーを実証的に浮き彫りにする!日本近代史上、天皇制の権威はどのように強化されたか。対外侵略を先導した近代天皇制のイデオロギーを明治憲法や国民意識との関連で解明し、反動的な自由主義史観の根底を批判する。

感想・レビュー・書評

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  • 日本共産党の立場からの天皇観。後醍醐天皇と南北朝の正閏論、平家物語の世界、織田信長、そして明治~昭和にかけての天皇を冷徹に分析する。といいながらやや反天皇が過ぎて一部客観性がどうなのか、という疑問を感じざるを得ませんでした。反天皇も一つのイデオロギーで宗教的なものさえ感じました。

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著者プロフィール

1922年熊本市生。京都帝国大学在学中に学徒出陣。特攻兵器「震洋」を体験。復員後、立命館大学教授、立命館大学副学長などを歴任。主な著書に『近代天皇制のイデオロギー』『陸軍・秘密情報機関の男』他多数。

「2020年 『特攻 最後の証言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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