チベットーー祈りの色相、暮らしの色彩

著者 :
  • 新日本出版社
4.00
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406064361

作品紹介・あらすじ

収益最優先で自然や人を顧みぬ「日本の生き方」とは対極にあるチベットの暮らし。そこには息を呑むような鮮やかな色彩が満ちあふれていた。長年務めていた保育士生活に終止符を打ち、チベットを初めて訪れたのは、1987年3月。以来通い続けたその地の、日本人と同じ黒い目の“懐かしい人たち”の生活を写し取った珠玉の写真に、心豊かな文を添える。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 写真が素晴らしい。
    表紙の女性の顔、なんとイキイキしているんだろう!

    チベットの輪廻転生観
    「親子といえどもただ今生のこと」

    チベットの諺の一つ
    「相性が悪けれは離婚した方がいい。治らない病気なら死んだ方がいい。」

    う〜ん、自分とはあまりにも違うので、
    唸ってしまう。。

    「チベット人は死を恐れない」
    その意識が奥底に流れているから、
    上記のように執着から離れた生き方、
    感覚を持っているのだろうか。

    チベットは、
    一度、行ってみたいところになった。

  • 33年前のチベットの風景
    消えゆく面影を写真に残しておきたかったと著者、
    現在は都市化が進んでいるという。
    みんなおしゃれ、鮮やかな色、装飾品、刺繍、ひとりとして同じ服の人がいない、
    道具、家、笑顔、素敵な写真でした。
    私も広大な大地を馬とともに駆けてみたい。
    教えは暮らしの中に
    いのちの輪廻
    チベット人は死を恐れない
    鳥葬 屍も鳥への布施、故人の写真は焼却し、私物は寺や貧しい人へ喜捨する。執着を戒める仏の教え
    ツァンパで朝食を
    の再編集とのこと、嬉しかった。

  • 東2法経図・6F開架:382.2A/W46c//K

  • 1987年3月25日、「チベットの仏教寺院を訪ねる旅」に参加した渡辺さん。以来通い続けて33年、すっかり変わってしまったけれど、『消えゆく面影を記憶に留めて、写真に残しておきたかった。』という。「ツァンパで朝食を」を再編集したものなので同じ写真だけれど、切り口が違うと違って見える。

    出版社が違うのにいったいこれはどういうことなのだろう?頭巾の刺繍が素晴らしい。

全4件中 1 - 4件を表示

渡辺一枝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×