亡国予算―闇に消えた「特別会計」

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  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408107646

感想・レビュー・書評

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  • 特別予算を勉強するため読んだが、イマイチよくわからない。これが、よくわからない(説明できない)特別予算なのだろう。つまり、存在意義が本来ないのだろう。

    特別会計は、一般会計の5倍の規模があり、官僚の理研拡大のためにつかわれている。
    特別会計とは、国がおこなう道路や空港整備、年金管理、財政融資のような特定の事務、事業を計理したり特定の資金を運用するため、外交、防衛、教育など一般会計の基礎的な歳入歳出から区別して経理してうる会計だ。
    その仕組みは、一般会計からの繰り入れ、ガソリン税などの目的税、国債発行などに、よる借り入れ、保険料、使用料、てすうなどで賄い、特定の事務、事業を行うというものだ。

    2008年の一般会計と特別会計を合わせると、歳入で237兆円歳出で212兆円。
    内訳は、1対5だ。

  • 一般会計歳入83兆 特別会計を含めると歳入 236兆 歳出 212兆が実体

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著者プロフィール

1942年12月東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。
共同通信経済部記者、ニューヨーク特派員などを経て、フリーのジャーナリスト。
05年4月から08年3月まで東北公益文科大学大学院特任教授。公益法人、国家予算問題などに関し、これまで参議院厚生労働委委員会、同決算委員会、同予算委員会、衆議院内閣委員会で意見を陳述。
07年11月から08年3月まで参議院行政監視委員会で客員調査員。
10年12月「厚生労働省独立行政法人・公益法人等整理合理化委員会」座長として、報告書を取りまとめ。
主な著書に『公益法人 隠された官の聖域』(岩波新書)、『官僚社会主義 日本を食い物にする自己増殖システム』(朝日選書)、『静かな暴走 独立行政法人』(日本評論社)、『亡国予算 闇に消えた「特別会計」』(実業之日本社)、中小企業小説『町工場からの宣戦布告』(産学社),『小説・特定秘密保護法』(産学社)、『小説・非正規』(産学社)。共著に『東日本大震災後の公益をめぐる企業・経営者の責任』(現代公益学会編)。訳書に『リンカーンの3分間—ゲティズバーグ演説の謎』(ゲリー・ウィルズ著・訳、共同通信社)。
日本ペンクラブ会員、現代公益学会理事。

「2018年 『南極メルトダウン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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