池田重子コレクション 半衿のおしゃれ

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408452500

作品紹介・あらすじ

きもの界当代随一の目利き、池田重子が選んだ古き良き時代の半衿300余枚!-。

感想・レビュー・書評

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  • 『日本のおしゃれ展』を読了

  • 資料番号:011128386
    請求記号:753.7/イ

  • とても美しい半衿の数々が美しいカラー写真で
    多数載せられていて、眺めるだけでも美しい。

    マリメッコなどが流行ったけれど、こうした日本古来からの
    ファブリクというのも、手拭いなどだけでなく
    もっと見直されて良いのではないかと思う。

    下着の一部を見せるお洒落と言われると
    今時の見せるお洒落と同じなのだなと思い面白い。

    男性用の半衿の、つけているときは黒にしか見えないものは
    本当に発想も面白いし、粋だなと思う。
    裏勝りという文化、大切にしたいものだなと思った。

    ビーズやリボン刺繍、染めた布を小花の形にいくつも切り抜いて
    それを縫いつけたものなど
    発想も面白く、今見てもとても素敵だ。

  •  やはり、ありがとう図書館です(笑

     半衿だけで、1冊の本が出るってすごい。
     そして、半衿ってすごいと思いました。

     本当におしゃれな人って、見えない所にこだわるのでは?と思います。
     半衿は見えますが、比率にするとすごく少ししか見えません・・・そこに凝ったり、お金をかけるってすごいなぁと。
     豪華な刺繍の半衿とかは「ああ、でもちょっとしか出ないのに!」って思うのに、みっしり刺繍されているのがすごいです。

     けれどこの本、ダメですよねぇ・・・欲しくなりますから、素敵な半衿。

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著者プロフィール

1925(大正14)年、神奈川県横浜生まれ。東京・目黒の「時代布と時代衣装 池田」店主。明治以降の着物や帯留めなど、和装品全般を集めた「池田重子コレクション」で知られる、日本一のきものコレクター。
自らの貴重なコレクションをコーディネートして展示した「日本のおしゃれ展」を全国で開催、「昔きものブーム」を起こし、幅広い人気を得る。きものブランド「夢工房」「池田重子きものコレクション」のデザインや、古裂を活かしたきもの創作を手がける。『池田重子流コーディネート 春のおしゃれ』(夏秋冬編もあり 実業之日本社)『髪飾り』(ハースト婦人画報社)、『池田重子コレクションTHE BEST』『池田重子 美の遍歴』(大和書房)など著書多数。

「2014年 『遅く咲くのは枯れぬ花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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