- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408536521
作品紹介・あらすじ
1989年11月28日、三人はミス聖泉大学(フォンテーヌ)のステージにいた-ミスフォンに輝いたのは真理恵、準ミスに選ばれたのは苑子と由美子だった。時を経て、専業主婦になった苑子と、熟女バー勤務の真理恵の嫉妬と羨望の対象は、人気雑誌「レコルト」のモデルとして活躍する由美子。三人の人生が再び交錯したとき、事件は起こる-!?もうひと花咲かせたい女たちをコミカルに描く痛快エンターテインメント。
感想・レビュー・書評
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バブル後期に共に大学生活を送った苑子、由美子、真理恵の43歳になる今。
当時、ミスコンでミスの真理恵、準ミスの苑子と由美子。
主に苑子を中心に物語は展開。
あの頃、3人の中で一番地味で垢抜けなかった由美子が今は人気女性誌の専属モデル。
苑子はそれが羨ましくて、妬ましくてしょうがない。
その執念がまたハンパじゃなくてね(笑)
そして、苑子と結衣の母娘バトルがこれまたなんとも…。
かつての栄光にすがり、そればかり考えている母、それに比べてオシャレになんの興味もしめさない娘。(反面教師ってとこなのかな)
この時代の片隅にいたことのある私には、なんかチクチクくるとこもあったけど、痛快で面白かったです。
「花の命は短くて」
でも、何度でも咲けばいいんですよね!?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1989年、ミス聖泉大学(フォンティーヌ)の準ミスに輝いた苑子。43歳の現在、専業主婦の苑子は、同じく準ミスの由美子が人気雑誌「レコルト」の専属モデルとして活躍しているのを羨む毎日を過ごしている。
一方、ミスフォンテーヌに輝いた華やかな真理恵は、現在、微熟女バー勤務。
過去の栄光にすがって、もうひと花咲かせたいと思いつつも、何もせずダラダラと過ごす苑子。
とっても都合の良い展開だったけれど面白かった。
(図書館) -
同世代なのでわかる。わかる。と共感できることが多かった。
途中でチョット疲れたけど現実にもこんなことがあるのかな?なんて思いながら読んでた。 -
40代の美について考えさせられた。
その年齢になった時に綺麗でおれるようにしようと思った。 年代が変わるにつれて、ブランドも変えていかなあかんねんやな。 -
元ミスのおばさんが繰り広げるドタバタ劇?
でも同年代だから共感ポイントもあり、サクサク読めた。
女の友情は楽しい。 -
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うーん、主人公の「過去の栄光」への浸りっぷりが痛々しい(笑) 気持はわかるけどね!
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