エール! 2 (実業之日本社文庫)

  • 実業之日本社
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感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551210

感想・レビュー・書評

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  • 働くリアルが書かれていた。

    初めての作家さんがいるならおすすめの一冊。

  • 人気作家たちの短編集。様々な職業の裏側がチラレ。他の作品のお仕事が、こっそり登場したりします。

  • 【収録作品】 「ジャグジー・トーク」 坂木司(スイミングインストラクター)/「五度目の春のヒヨコ」 水生大海(社会保険労務士)/「晴れのちバイトくん」 拓未司(宅配ピザ店店長)/「心の隙間を灯で埋めて」 垣谷美雨(遺品整理会社社員)/「黄昏飛行」 光原百合(コミュニティFMパーソナリティー)/「ヘブンリーシンフォニー」 初野晴(OL)

  • お仕事小説が好きなので、楽しく読了
    。坂木作品、よかった!

  • 仕事女子のアンソロジー2。色々な仕事の裏も少し分かり楽しめた♪
    2013.6.10

  • お仕事アンソロジーの2冊目。

    働く女子はカッコイイ。
    それはとっても。

    どれも面白かったけど、
    1よりもちょっといろんな環境の女子がえがかれてたかな。
    子どもを持つ人が働く時のあのジレンマ、
    それはとっても、あの頃の心を
    ギューッと掴まれたようだった。
    なので
    垣谷美雨の「心の隙間を灯で埋めて」(遺品整理会社社員)に
    一番感情移入しかも・・・

    いろんな人が元気になれる。
    そんな1冊。

    ちょっとおつかれの女子に、是非!

  • ▼お仕事小説は、自分の人生の中ではたぶん従事することのない職業の一端を垣間見たり、脳内体験できて面白いです。業種・職種は違っても参考になることもたくさんあるし・・・。その職業に対して、今まで感じなかった興味が湧いてきました。今後、違った角度からも見ることができそうです。

    ▼それぞれのお仕事に見た目にはわからないご苦労があり、お金を稼ぐ難しさを感じました。

    ▼社会保険労務士のお話:船戸さんがヒヨコちゃんをどう見ていたか、丹羽さんの言葉があるまで私も船戸さんの嫉妬に気づきませんでした。私も表面だけ見て勝手に判断しないように気をつけようと思いました。もっと周囲にアンテナを張らなくちゃ。

    ▼遺品整理のお仕事、現場を目の当たりにするのも大変だけど死臭が体に染みついてしまうなんて・・・過酷ですね。でも自分でやろうとしても難しい部分を担当してくれる人がいるから、私たちは快適に過ごせるんですね。ありがとうございます。

  • 2013 5/21

  • お仕事ものアンソロジーの第2弾ということで
    前作は割と読後感に統一感があったんだけど
    今回は同じテーマで編まれたアンソロジーなのにもかかわらず
    ここまでバラエティーに富んだものが集まるのか、という
    ほぼ真逆の感想を覚えるに至った。不思議なもので。
    それぞれに引っかかりのある話で面白かったんだけど
    特に印象的だったのは坂木司さん、拓未司さん、垣谷美雨さんの話。
    最後の初野晴さんの話は他の話と決定的に色が違っていて
    それもまた面白かった。

    前作同様、アンソロジーなのに世界観がリンクしている。
    この1冊だけではなく、前作とリンクしている部分もけっこうあって
    同じ世界観がじわじわと広がっていく感じがワクワクした。
    この世界観にハマっちゃったら抜け出せないよなぁ。狡いぞ(何)。

    エール! 3は2013年秋とのこと。
    伊坂幸太郎さんとか、原田マハさんとか、執筆陣が何気に豪華(笑)。

  • いろいろな職業の女性が頑張るアンソロジーの2作目
    第1弾がよかったので、この本も読んでみました。

    表舞台しか、あるいか全く関わりがなかった職業の
    裏舞台を知ることができる楽しみと
    そこでの苦労から脱却して成長していくストーリーが多いです。
    また作者同士でどういう打合せをしているのか、
    または編集者の手によるものか
    それぞれ若干リンクしている部分があったりします。

    第2弾の作者の中で今まで読んだことがあるのは
    坂木司さんと拓未司さん
    (パッと見、同じ見えて、混同しちゃんうんですよね。同じなのは1文字だけなのに)

    第3弾も計画されているそうで、楽しみにしています。

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著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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