可愛いベイビー (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408553498

作品紹介・あらすじ

正しい恋、正しい結婚、どれを選べば満足するの?三十八歳で大手企業の課長職を務める晶子には、児島君という二十四歳の年下の彼氏がいる。様々な障害を乗り越えて結ばれたはずの二人だったが、両家の家族は今でも交際に反対。ましてや結婚なんて…と思っていたら、児島君がまさかのリストラ!?追い打ちのように晶子の仕事や身体にも大きな変化があらわれ始め-お仕事恋愛小説のバイブル!

感想・レビュー・書評

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  • あぁスッキリした! いろいろあるけど兎にも角にも、全員がナイス! お仕事小説としても楽しめた。晶子さんの軽妙なツッコミにニヤニヤ。児島家、川村家、それぞれの家族観に触れ、古き良きニッポンを実感できる一冊。

  • 「年下の男の子」「ウエディングベル」に続く全3部作の完結編です。
    とにかく読んでいて楽しいです。
    テンポが良くてまるで文字が躍っているかの様に読み進められます。

    そして何より晶子より14歳も年下の児島くんのキャラクターがとても良いです。

    登場人物の描写も丁寧で絶えず脳内映像で動いていました。

    元気になりたい方、面白い小説を読みたい方にはお奨め出来る1冊です。

  • シリーズ最終作。
    女性が14才も年上という差を乗り越えて付き合っている晶子と児島くん。
    会社には内緒だけど、オープンにしている友人たちの間では応援されている。
    ただし、互いの親は大反対!
    先のことを考えたらとか、長く生きている自分たちには上手くいかないとわかるとか…
    それでも付き合い続け、最終的には…
    良い同僚や部下に囲まれての部分も晶子は恵まれているなぁーと思わずにはいられなかった。
    恋愛だけでなく、仕事にも関わる理想的な話かも。

    2018.9.16

  • 題名からして落ち着くとこはそこしかないと思ってたけど。笑
    相変わらずぽんぽん進む。
    そんなに凝った伏線はなくて脚本みたいな感じだけど、にっこりして終われる。
    仕事もプライベートも晶子さんがかっこよすぎ。
    40冊目

  • 女性管理職38歳と、14歳年下の駆け出し社会人契約職員24歳の恋愛騒動第3巻。2人は結婚の意思がありながら、双方の家族の反対に終始していた2巻から一歩進んで。2巻で、世間体を気にしたり、うまくいかないと言っていた親世代のことはわかるけど、断固として反対する家族を前になんでそこまで引き下がってしまうかな、と思いながら読んでいたけれど、今回はそうも言っていられなくなったことがタイトルからわかる。そこから両親や祖母の意見も変わってくる。そして今回はちゃんとお仕事のこともしっかりとらえていてよかった。
    これで巻というけれど、続けてほしいなぁ。子育てに右往左往しながら仕事もがんばる働くウーマン。

  • 1作目でその可愛さにハマり、2作目は「進展しないな」と不満に思い、そして3作目。いい感じにまとめてくれた!
    意外性はない。タイトル通り、14歳の年の差カップル(未婚)に子どもが出来るというストーリーで。予想通り、妊娠を受けて、反対していた家族たちが認めてくれるわけで。
    でもその想定通りで良し!もう1作目通りの可愛らしさでキュンキュンする!
    そして晶子の「仕事も続ける!でも子どもを元気に産むことが第一!だからみんな支えて!」と言えるところもいい。それをみんなが支えようとするところも。(現実だと、不満タラタラの部下もいるだろうけど)
    あと部下の女の子が「課長みたいにはなりたくないなと思ってました。でも、今は課長みたいになるもの悪くないと思ってます」と言うところ、女としては言われたら嬉しいだろうな。
    今巻で完結だけど、うん、満足した!

  • きれいにハッピーエンドに向かう読みやすい話でした。途中、ぷっと笑うところがあったり。
    たまにはこういう軽めの本でリフレッシュしたいですね。

  • 読了。晶子と児島くんの第3弾、完結編です。児島くんのような出来た男の子はいるのかしら…。結婚と仕事とその先と、まだまだ女性にとっては大きな問題だよなぁ。こんな職場も素敵だなぁ

  • 児島くんと晶子さんの絡み多めを期待していましたが、晶子さんがキャリアウーマンのため仕事多めでした。

    もっと、もっと、児島くんと晶子さんの会話を聞きたかったです。

  •  

  • 三部作完結編。
    現実ならばこんなに簡単にいくものではないだろうけど、
    まあ、リアルかどうかなんて関係なく、
    幸せな気分になれるからOK。

  • 2017年の読み納め。
    家族の、仲間の絆にウルっとさせる作品。

  • 夫婦の形は時代と共に大きく変わる。何が良くて何が悪いかなど誰にも答えを出せるものではない。ただ、どちらかに負担を強いる関係や互いに尊敬できない関係は長続きしないんじゃないかなと思う。本作の主人公に幸あれ。
    あらすじ(背表紙より)
    正しい恋、正しい結婚、どれを選べば満足するの?三十八歳で大手企業の課長職を務める晶子には、児島君という二十四歳の年下の彼氏がいる。様々な障害を乗り越えて結ばれたはずの二人だったが、両家の家族は今でも交際に反対。ましてや結婚なんて…と思っていたら、児島君がまさかのリストラ!?追い打ちのように晶子の仕事や身体にも大きな変化があらわれ始め―お仕事恋愛小説のバイブル!

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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