水族館ガール9 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408557380

作品紹介・あらすじ

イルカも ふたりも 仲間たちも
しあわせ!!!
でも水族館は大ピンチ!?

感動と涙のストーリー完結編!

シリーズ累計50万部超

私たち二人はこれからも
イルカたちといっしょです!

千葉湾岸市から運営見直しを通告されたアクアパーク。新規事業プランの公募で、大本命のライバルとなったのは巨大企業の連合グループ。プレゼンに勝てねばアクアパークの未来は無い。担当の由香と梶たちの肩にのしかかる重圧。「水族館はどうあるべきか」を問い続ける日々を経て、ついに最終プレゼンの日がやってきた…そして、二人の結婚式は!?

目次
プロローグ
第一プール インドアの大自然
第二プール 自然のモヤモヤ
第三プール 春の迷い道
第四プール 奇跡の浜
第五プール アクアパークの原点
第六プール プレゼンテーションの日
第七プール プロジェクトHDW
エピローグ
参考文献とあとがき

感想・レビュー・書評

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  • 前の話から続いているアクアパークのある地区の再開発計画。競合相手は大手企業連合体?出来レース?!
    海遊ミュージアムでは梶が少しずつ人脈を作り、公務員のことならヤッサンに聞け?!そのヤッサンについにご対面、からの展開が早かった。
    最後の浜辺での結婚式、よかったな。

  • 語彙が失われました

  • アクアパーク存続の危機を無事に乗り越えられて、結婚式もできて、よかった。
    今回は、個々の水族の事じゃなく、水族館のあり方、自然環境、色々考えさせられる内容だった。
    途中、難しいところもあったけれど、今度水族館に行く時には、ただそのまま見るだけじゃなく、全体を見てみたいと思った。
    そして、やっぱり水族館は好きだなと思いたいな。

  • すごく良かった。
    生き物としてのヒトの不思議。
    自然と開発、保護の矛盾。。
    めちゃめちゃ勉強になる。
    単なるラノベじゃない!
    水族館を観る目が変わる。
    環境保全のニュースとか観る目が変わる。
    我々の移ろいやすい感情、意識、それを知っているか知らないかで、世界の、世の中の見方が変わる。
    素晴らしい着眼点❗ありがとうございます!

  • やっっっっと結婚できましたね!!!
    無事に結婚式もできて良かった。゚(゚´ω`゚)゚。
    2人らしい結婚式でした!
    水族館って難しいな…可愛いだけじゃダメだよな…って思い知らされた…
    きっとそれは動物園も同じであって、動物について学んできた者としては考えさせられる〜

  • 第1巻読んでから丸8年、ハッピーエンド(?)やね。まあ、最終巻(と思うけど)らしい話やった。私の頭の中では最後まで茉優ちゃんと桐谷君やったわ

  •  千葉湾岸市から運営見直しを通達されたアクアパーク。新規事業プランの公募でライバルとなったのは巨大企業の連合グループ。プレゼンに勝たなくてはアクアパークの存続の危機となる。由香達はプレゼンに勝つべく対策を練るが…

     今回はアクアパーク最大の危機。しかも相手は大手企業でどうなるかと思いましたが、「水族館はどうあるべきか」と言うテーマが重かったです。見ていて楽しい、テーマパークの様な施設ってイメージでしたが、色々考えさせられました。可愛い姿や綺麗な姿が全てみたいな所も私の中でありました。
     由香のタンカ切るとこが爽快でした。

     そしてもう一つのテーマの由香と梶の結婚。
     水族館とか動物園の職員さんってそこまで高給取りではないんですよね。同じ職場だからこその判る手取り。夢にまで見た結婚式や新居を諦めざるを得ない由香が可哀想でしたが、仕方ないのかもしれないですね。そんな中でのアクアパークの皆で手作り結婚式はじーんときちゃいました。

     これで終わりなのかと思ってましたが、最終巻と書いてなかったので、続編を待っています!

  • 完結、なのかな?
    今ある水族館が直面している問題に、少し触れられた気になっている。(本文にあるように、今だけ)


    これまでちょっとずつ主人公の成長っぷりを見せられてきたのだと思っていたけど、あれれ、この子結局成長してないなぁと思ってしまって、、、。

  • 面白かった
    水族館の存在意義とは

  •  大団円という感じなんだけど木宮先生,シリーズ完結じゃあないですよね? 本編は須磨水族園の民営化が影響しているのかなと思って,ちょっと調べてみました.
     須磨水族園,通称スマスイは指定管理者制度を導入して成果を上げていたのだけれども,老朽化にともない神戸市はリニューアルを決定.2グループの応募があって,須磨海浜公園一帯を再整備・運営する民間事業者に,不動産開発会社をはじめホテルや水族館の運営会社など7社で構成する企業グループが決定ということらしい.
     シャチの展示もいいのだけれど,優先交渉権者となった企業グループが,本作のアクアパークのような理念を持っていてくれるといいな-.

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著者プロフィール

1965年兵庫県生まれ。金融機関の勤務を経て、2005年『時は静かに戦慄(わなな)く』で第6回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。著書は「水族館ガール」シリーズのほか、『銀行占拠』『本日の議題は誘拐』『王子になるまでキスしない』がある。

「2022年 『水族館ガール9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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