- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408594125
作品紹介・あらすじ
世捨てとは、世間の物差しから脱出すること。そうすれば、もう何も恐れることはない。状況に応じて最もふさわしい生き方を見つけるため、そのヒントとなる仏教の教え。
感想・レビュー・書評
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ひろさちやの本は面白いね~
P5
苦しみはなくなりません。
苦しみでなくなるだけです。
P109
誰でも幸せになる権利はあるが
不幸になる自由もある
P106
大器免成
P95
いま政治が考えるべきことは
(景気の回復ではなく)
どのようにして少しずつ生活を
質素にしていくか、そのプログラム
P150
見過ごしの精神
《他人の過去を見てはいけない。
他人がしたこと、しなかったことを
見てはいけない。
ただ、自分がしたこと、しなかったこと見て
それが正しかったか、正しくなかったかを
よく反省しなさい》
P165
いいことをしても報酬を求めず
その行為自体を喜ぶ
P160
因果とか因と果が同じになること詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あくせく働く意味があるのかどうか!?自分の人生は自分で決めればいい!!
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「世捨て」とは、世間の物差しから脱出すること、すべてに天邪鬼なものいいが小気味いい。
例えばうぬぼれなさい、世間は悪魔だと思えばいい、目的・目標を持たずあるがままがよい、忙しいのは不幸、競争が当たり前になると弱いものいじめも当たり前になる、頑張らずにのんびり生きよ等々、一見反感を買いそうなボールを投げながら、根底には仏教に根差す優しさと謙虚さを教えてくれる。