世捨て人のすすめ

著者 :
  • 有楽出版社
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本棚登録 : 31
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408594125

作品紹介・あらすじ

世捨てとは、世間の物差しから脱出すること。そうすれば、もう何も恐れることはない。状況に応じて最もふさわしい生き方を見つけるため、そのヒントとなる仏教の教え。

感想・レビュー・書評

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  • ひろさちやの本は面白いね~

    P5
    苦しみはなくなりません。
    苦しみでなくなるだけです。

    P109
    誰でも幸せになる権利はあるが
    不幸になる自由もある

    P106
    大器免成

    P95
    いま政治が考えるべきことは
    (景気の回復ではなく)
    どのようにして少しずつ生活を
    質素にしていくか、そのプログラム

    P150
    見過ごしの精神
    《他人の過去を見てはいけない。
    他人がしたこと、しなかったことを
    見てはいけない。
    ただ、自分がしたこと、しなかったこと見て
    それが正しかったか、正しくなかったかを
    よく反省しなさい》

    P165
    いいことをしても報酬を求めず
    その行為自体を喜ぶ

    P160
    因果とか因と果が同じになること

  • あくせく働く意味があるのかどうか!?自分の人生は自分で決めればいい!!

  • 「世捨て」とは、世間の物差しから脱出すること、すべてに天邪鬼なものいいが小気味いい。
    例えばうぬぼれなさい、世間は悪魔だと思えばいい、目的・目標を持たずあるがままがよい、忙しいのは不幸、競争が当たり前になると弱いものいじめも当たり前になる、頑張らずにのんびり生きよ等々、一見反感を買いそうなボールを投げながら、根底には仏教に根差す優しさと謙虚さを教えてくれる。

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著者プロフィール

1936年大阪生まれ。
東京大学文学部インド哲学科卒業、同大学院博士課程を修了。
気象大学校教授を経て、宗教評論家として活躍。
「まんだらの会」会長、大正大学客員教授。
著書に、『仏教の歴史』(春秋社)、『釈 とイエス』(新潮社)
『自分が変わる』(世界文化社)、『宗教激突』(ビジネス社)など多数。

「2004年 『釈迦物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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