老子と道教

著者 : M.カルタンマルク 坂出祥伸 井川義次

• 人文書院 (2001年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Midさんの感想 · 2018年5月31日]

老子の教えとは何だろう？と思っていた私がとった入門書。老荘哲学と共に、道教の呪術の面も合わせてちゃんと書かれており参考になった。後世の道家の中国的すぎる面はマイナスに捉える人が多いだろうが、老子も神秘主義であり中国的なもの始まりの一つと思えるのだがどうだろう。