暴力と音: その政治的思考へ

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  • 人文書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409040539

作品紹介・あらすじ

きたるべき時代の暴力論。ベンヤミン『暴力批判論』とファノン『地に呪われたる者』。著者はこの20世紀の二つの暴力論を、自らの体験として読み直す。グールドや黒人ジャズ、ナチスの闘争歌を生成の現場で聴く。そして寄せ場労働者、フリーター、ホームレスの人々に接して新しい「階級」を構想する。政治や思想の動きを「音」として聞き思考した力強い評論集。

著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。音楽論/近現代思想。著書に『愛と憎しみの新宿』(ちくま新書)、『ミッキーマウスのプロレタリアート宣言』(太田出版)など。

「2011年 『いま、「共和制日本」を考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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