〈病〉のスペクタクル: 生権力の政治学

著者 :
  • 人文書院
3.67
  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409040867

作品紹介・あらすじ

世界を妖怪が徘徊している、「病」という妖怪が。SARS、鳥インフルエンザ、AIDS、ES細胞、脳死、がん、ストレス…「生」を貫き強力に作動する政治力学、恐怖と予防を上昇させネオリベラリズムとも共鳴するその力の本質とは何か。医学生物学と政治社会学を横断する、気鋭による清新な分析の誕生。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2007年に出版された本だけど、今の豚インフルエンザの騒ぎを別の角度から見るために有益だと思う。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

美馬達哉(みま・たつや) 立命館大学先端総合学術研究科教授/脳神経内科医師。脳神経内科の臨床と同時に、社会学の手法で、医療や生に関わる人文学的研究を行う。近年は救急現場での患者選別(トリアージ)を調べている。著書に、『生を治める術としての近代医療―フーコー『監獄の誕生』を読み直す』(現代書館、2015年)、『感染症社会――アフターコロナの生政治』(人文書院、2020年)など。

「2022年 『自由に生きるための知性とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

美馬達哉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×