線が顔になるとき―バンドデシネとグラフィックアート

  • 人文書院
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409100257

作品紹介・あらすじ

バンドデシネ(フランス語圏のマンガ)やアメリカン・コミックスから、ジャコメッティなどのファインアート、カリカチュア、手塚治虫や北斎まで。マンガ、デッサンを題材とした「顔」の図像学。バルトや、アガンベン、ナンシーなど、現代文学批評や現代思想を視野に入れ総合的に論じる。欧米圏のマンガ世界を概観すべく、160名におよぶ作家の略伝を付す。

感想・レビュー・書評

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  • アメコミを紹介するサイトでその存在を知り借りてみた本。
    フランス・ベルギーを中心とした地域のコミック、バンド
    デシネを主に扱い、コミックにおける「顔」に注目した
    図像学集成と言っていいだろう本。豊富な画像と巻末の
    作家一覧はとてもいいのだが、いかんせんバンドデシネの
    作家をほとんど知らないので親近感が一切わかないのと、
    翻訳ゆえか文章がやや硬いのが難点。先日発売された
    「ユーロマンガ」といい、これからヨーロッパ
    コミックの時代が来るのか?!(まず来ない(笑))。

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    所在記号:726.101||クル
    資料番号:10208799
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  • <閲覧スタッフより>
    BDだけでなく、アメコミや手塚作品まで諸国のマンガ/アートに描かれた“顔”の図像学。思想・哲学、文化史など様々な視点からたっぷりの図版と共に“顔”を論じています。

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    所在記号:726.101||クル
    資料番号:10208799
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  • 古永真一訳

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著者プロフィール

(Thierry Groensteen)
1957年ベルギー生まれ。『バンド・デシネのシステム』で博士号取得(トゥールーズ第二大学)。『カイエ・ドゥ・ラ・バンド・デシネ』誌やバンド・デシネの専門誌『九番目の芸術』の編集に携わり、CNBDI(国立マンガ・映像センター)のディレクターを務めた。『タンタンの笑い』、『未確認文化物体』、『バンド・デシネ使用法』などマンガに関する著作も多く、各種イベントの企画、大学で教鞭をとるなど、精力的に活動している。邦訳に『線が顔になるとき──バンドデシネとグラフィックアート』(人文書院)、『マンガのシステム──コマはなぜ物語になるのか』(上記博士論文、青土社)がある。

「2014年 『テプフェール マンガの発明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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