野党が政権に就くとき: 地方分権と民主主義

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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409241257

作品紹介・あらすじ

なぜ政権交代を叫ぶのか

政権を担う与党が自ら権力を弱め、地方にそれを譲渡する理由はない。
地方分権が実現するのは、野党がそれを理念として掲げ、政権に就いたときだけだ。
中央集権化を年々加速させるこの国で、民主主義再生の方途を探り当てるために。
フランスと日本の社会党を事例に「野党の存在意義」を考え抜く重要作。

感想・レビュー・書評

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  • 野党の政権交代のタイミングで地方分権が進んだ日仏の事例を取り上げて議論したのが本作。

  • 東2法経図・6F開架:312.1A/N39y//K

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著者プロフィール

中野 晃一(なかの・こういち) 1970年生まれ。東京大学文学部哲学科、英国オックスフォード大学哲学・政治コース卒業。米国プリンストン大学で博士号(政治学)を取得。上智大学国際教養学部教授。現在は学部長。専門は比較政治学、日本政治、政治思想。主な著書に『戦後日本の国家保守主義―内務・自治官僚の軌跡』(岩波書店、2013)、『右傾化する日本政治』(岩波新書、2015)、『つながり、変える私たちの立憲政治』(大月書店、2016)、『私物化される国家―支配と服従の日本政治』(角川新書、2018)、『噓に支配される日本』(共著、岩波書店、2018)ほか。

「2019年 『野党が政権に就くとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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