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- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784409510629
作品紹介・あらすじ
狼憑きとは何か。ヨーロッパ世界でどのように受け止められてきたのだろうか。人間性そして人と神との関係に向けられた著者の探求心はとどまるところを知らず、古今東西の神話、伝説、民話、民間信仰などを蒐集・比較するとともに、青髭公(ジル・ド・レ)ら、人狼(主に人食い)や魔女と信じられた人々の裁判記録をもとに詳細に事件を記述する。
感想・レビュー・書評
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西洋の本なので、流石に感覚的に一部理解し難い所もあったが…
各国での逸話や報告なども多く、資料として読むだけでも面白い。流石にこの分野の大書と言われるだけはあると思う。
個人的にこの人狼と言う存在は、日本で言えば【鬼】に近いのではないかとも感じた。雨月物語の青頭巾に出てくる鬼僧などは、まさにこれに当て嵌まる気がする。
…しかし、特に後半は食事時に読むには少々内容的にキツいかもしれない(苦笑)
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