庚申信仰: 庶民宗教の実像

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  • 人文書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784409540251

作品紹介・あらすじ

大陸渡来の道教とわが国固有の神々や仏教が混淆した《庚申信仰》の奇妙な習俗。比叡山天台との関連を衝いた最新の研究書。

感想・レビュー・書評

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  •  暫く前に買いもとめていたが、最近になって読んだ。読もとうした動機は、さる寺院境内に庚申塚があることに気がついたことだった。
     平安時代にも見られた庚申遊び。江戸時代になって講が組織されるなど、庶民宗教として広まり、塔、塚や講が用意されるようになった。庚申経なるものがあり、仏教とも神道とも、境界はさだかではない。そこのところを、比叡天台との関連でアプローチする。
     庚申の夜に不寝の行は、長寿・健康を願う庶民感情をおもんはかって、切なるモノがある。

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著者プロフィール

飯田道夫/京都市山科区在住

「2015年 『歴史の眠る里 わが山科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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