- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784412012493
作品紹介・あらすじ
"アジアの民に日をぞ送らん"と歌った師の戸田の心を胸に、伸一は東洋広布の扉を開く。今、「仏法西還」の第一歩が仏法有縁の大地を照らす新しき平和と幸福の光。
感想・レビュー・書評
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本作の内容は、次のとおり。
---引用開始
“アジアの民に日をぞ送らん”と歌った師の戸田の心を胸に、伸一は東洋広布の扉を開く。今、「仏法西還」の第一歩が仏法有縁の大地を照らす新しき平和と幸福の光。
---引用終了
本作では、1961年1月28日~2月14日のアジア5か国1地域を訪問した時の様子が書かれています。
その日程は、
1月28日、香港
1月29日、コロンボ
1月30日、キャンディ
1月31日、マドラス(現チェンナイ)
2月1日、デリー
2月2日、アグラ
2月3日、パトナ
2月4日、ラージキール
2月5日、カルカッタ(現コルカタ)
2月7日、ラングーン(現ヤンゴン)
2月8日、ペグー(現バゴー)
2月9日、バンコク
2月11日、シエムリアプ
最重要なのは、1961年2月4日。
ブッダガヤで東洋広布の碑などを埋納したこと。
ブッダガヤは、ウィキペディアには、次のように書かれています。
---引用開始
釈迦(如来)が菩提樹の下で成道(悟り)を開いたとされる地として知られる八大聖地の1つで、仏教では最高の聖地とされている。
---引用終了
そして、本作品の主な登場人物とモデルは、
・山本伸一---池田大作(1928~)
・十条潔---北条浩(1923~1981)
・正木永安---貞永昌靖(ジョージ・ウィリアムズ)。アメリカSGI理事長だった。
・原山幸一---原島宏治(1909~1964)
・小西武雄---小泉隆
・清原かつ---柏原ヤス(1917~2006)
・秋月英介---秋谷栄之助(1930~)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ガンジーや釈尊、タゴールの哲学・生き方について書かれている感動の一冊。
ータゴールはどこまでも人間愛を志向して、農村の改善運動を展開しようとしていた。その信念の礎には、ウパニシャッドの哲学に通ずる深い哲理があった。
タゴールはその原理の具体的な実践を仏教に見出していた。彼はそれ『サーダナ』と題する著作のなかで、ランプを譬えに語っている。
「油が蓄えられただけのランプは自分の目的を知らない。光なき自我である。しかしその蓄えた油を犠牲にして火を燃やし、周囲を照らし出す時、初めてランプが本来持っている意味が明らかになる。ここに仏陀が示そうとした道がある。」と。ー<本書引用>
仏法西還/月氏/仏陀/平和の光 -
アジアの歴史
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