- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413039666
作品紹介・あらすじ
「このアドバイスは3年前にしてあげたかった…」。長年、中学受験の指導をしてきた著者がいつも感じているのは、小3までにしっかりした“学力のベース”をつくった子とつくれなかった子では、その後の伸びがまったく違うということ。また、間違った早期教育や先取り学習は、かえって学力を低下させることもあります。本格的な受験勉強を始めてから手遅れにならないために、8歳までに必ずすべきこと、やってはいけないことをすべて伝授します。
感想・レビュー・書評
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気づけば周りは公文は当たり前。とにかく早くインプットしたもんがちの風潮に疑問があって。もし我が子がその早期教育ってのに乗れる子だったら悩みもせずとりあえずそれに乗っかってたかもしれないんだけど、親から見るとちょっとそれを強いるのはなんか難しそうなタイプ。だからいわゆるこれやったほうがいいよ!って情報は参考になるどころか焦ることにしかならなくて。
この本は今の自分の育児でいいんだなと後押ししてくれる本。定期で読み直したい。
答えをすぐに出せる力ではなく、つけるべきは答えを出すまでの考える力。問いに取り組む面白さってのを日常生活の範囲でやっていけばいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
受験勉強は四年生から
それまでは色々な遊びを -
〇〇してはいけない」等のタイトルの付け方はあまり好きではないものの(無駄に煽ってる感じが嫌)、内容はごくまともというか、子どもの育ちに寄り添いながら、実体験をもとに土台を育もう的なもので納得感あり。
以下メモ
●どうしてそう思ったの?すごいね。の声かけ→9歳の壁を迎えた時、自分を客観視できるもう1人の自分を作る
日常生活での学び、声かけのヒントが沢山あった。
●買い物で、、、産地、割引、
●キッチンで、、浮く/沈む野菜、塩をかけると水がでる、温度上げると固まる溶ける、水よりお湯の方が砂糖がとけやすい、種の入り方、秤はアナログがおすすめ
●遊び、、ボードゲームで数の概念、折り紙は図形 -
子どもとのふれあいを大切に、日々の生活の中でも学びはたくさんある。生きた学びが学習の礎に。
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先取り学習や、ドリルをやるより経験をすることが何よりの学習ということがわかった。スーパーに一緒に買い物に行く、ご飯を一緒に作るなどいつでもできることばかり。最近、子どもにはテレビを見せて一人で家事をしていたことを少し反省した。なかなか難しいが、心に余裕を持ち子どもと一緒に一つ一つのことを観察してみようと思った。
「社会人として幸せに生きていく力を身につけ、職業選択の幅、夢の範囲を広げてあげること」を目標にこれからも子どもと関わっていきたい。 -
周りが塾通い、公文、通信講座をとっている子ばかりで何もしてないことに焦り始めた…。でも小3までの過ごし方で大切なのは塾通いではなく、日常の過ごし方。ほかの本にもよく書いている当たり前のことこそ、受験にも役立つのだと初心にかえる気持ちに。日常を親子で楽しく触れ合いながら過ごしていきたいと感じた^^
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再確認という感じでした。
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極めて当たり前のことが書いてあり、書かれていることに同意。ただし、実際、自分の子供には過度に期待を持ってしまうもので、実践は難しい(先取り学習もすれば、習い事も色々させてしまう。)
巻末の小学生向けの読書リストは大変役に立つ。是非参考にしたい。 -
ブロガーさんが紹介してた「子どもが嫌がる習い事はさっさと辞めよう」は賛成。