山の名前で読み解く日本史 (PLAY BOOKS INTELLIGENCE 13)
- 青春出版社 (2002年3月1日発売)
本棚登録 : 38人
感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413040136
感想・レビュー・書評
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山の名前を中心とした日本の地名が盛りだくさんに出、またその多くを筆者自身が踏破、来訪しているため手触り感のある記述になっています。
語源や、名前に隠された意味を探る点については、やや厳密性を欠くようです。
ひらがな2文字は200ちょっとの組み合わせでしかないのです。僕は「愛」と「藍」が同じ語源かどうか分かりません。その連関を、時代を経るにつれての語尾変化も踏まえながら厳密に読み解くことは、とても難しいことなのでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山の名前を読み解いていくと、鉱山などの金属(特に鉄)と権力者との関連が見えてくる・・・って、真新しい内容ではないなと言うのが正直な感想。教科書的な日本史からはあまり知られないが、少し日本史(特に古代史)に興味があれば知っているようなことが多い。一つ目・一本足の鬼の話など、それだけで一冊にできるのではないかと言うくらいだが、残念ながらサラっと表面をなぞる程度。時々筆がスペるのか、横道にそれるのが逆に読みやすくてよかったりする。文字で色々と場所の説明がされているが、図表として地図を載せてくれればすぐ分かるのになぁと、ちょっと残念。
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2011/6月
流し読み。
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