- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413044493
作品紹介・あらすじ
昔、私たちが望んだ無邪気な未来では、コンピューターの進化が私たちの仕事を楽にしてくれ、人間はより創造的な仕事に集中できるはずだった。しかし、コンピュータの能力が飛躍的に向上するにつれ、実際は私たちを仕事から追いやる存在になってきている。タクシードライバー、弁護士、営業部員、コールセンター業務、飲食店の接客業などは、今後消えていくかもしれない。また、企業の中間管理職などの中途半端な知的労働者も、これから一番職を失う可能性が高い時代になる。では、どうすればそうした状況でも生き残る人材になれるのか? コンピュータと戦うのではなく道具として使いこなすには何が必要なのか? 3Dプリンタなど最新技術の導入を企業にコンサルティングしている著者が、その経験から見据えた大胆な予測を提示する。
感想・レビュー・書評
-
2年ほど前に読み、再び手に取った。
事務職、工場職がAIに代替される。
中途半端な知識人は排除される。人間らしさが求められる仕事、特別なスキルをもつるものでなければやっていけない。
60,70代でも当たり前に働き続けるため、スキルが必要。
自分が経営者ならば首をきられることはない。仕事=雇われるの脱却。
本書では触れられていないが、現段階で、正社員ではなく、外注させることが多くなっている。ますますスキルを持たねばならなくなるのだろう。
公務員でも置き換え可なら変わる。
ITリテラシーは一般教養。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
職業そのものがなくなるというより、
その職業の本質部分が残るということか。
変化に対応できなくなれば消えていく。
それが自然の摂理ですがな。 -
『美容師』が機械/AIに置き換わるのが非常に困難だ、というのは気づかなかった。他は、まぁ知ってる話かな。
-
パターン化出来るような仕事はAIにお任せあれという事。介護や看護はそうはならないとあったが多分未来ではAIが補完しないと無理が生じる業界ではないかと思う。
-
書籍で、というよりは、雑誌の特集等で読みたいような話。
-
あくまで、著者が選んだ20年でなくなる50の仕事が掲載とあるが、ほとんどが、時代に合わせて変化しながら生き残る職業になっている。
たしかにそうとも思える仕事もあるが、そうとも思えないものもある。
そうとは思えないものを列挙し未来に見てみよう。
「新聞配達などの周回業務」
新聞配達が機械化される前に、配送業者がそうなりそう。
「翻訳者」
まだ、翻訳ソフトはダメだ。
特に、日本語の翻訳は難しいだろう。 -
AIが一定のレベルを超えた時になくなりそうな職業、残りそうな職業の話。「AIが仕事やってくれるなら、人の自由時間がふえていいじゃん。」ぐらいに思っていたのですが、個々人で言ったら失業になっちゃう人がたくさんでちゃうね。。「なに、こんな職業もなくなるのか。」といいうほど斬新な驚きはなかったが、「あらためていわれるとそうだよなぁ。」と思うところが多かった。
-
主体的に動く事でしか救われない。当たり前だね。
-
いったい表題の50というのは、どの50なのかよく分からなかった。
この本読んでると、自分の職業(プログラマ)は20年後にには危ういんじゃないかと思った。これからどうやって生活していけばいいだろうか……。自分なんて、不器用でコミュニケーションもないというのに(多分、数十年後には人工知能で代替可能な仕事しかしてない)。
シリコンバレーのIT企業では競って優秀な人材を囲い込んでるのだとか。自分もそのレベルまでになれば、将来の心配なんてすることもないんだろけどなぁ。ところで、エバーノートには有給休暇の日数に制限がないらしい。意味がわからない。
ところで、初めて知ったけど、エンジニアの指示を受けて作業を行う技術者のことを、アメリカでは『テクニシャン』というらしい。何だかかっこいいので、自分も今度職業を聞かれたらテクニシャンと答えようか(微妙に勇気がいる気はするが)。
まあ仕事は減るだろうけど、ロボットやAIはもっと発達したほうがいいと思う。人口減少社会だし、こういう分野をもっと国をあげて投資したほうがいいんじゃないだろうか。 -
とっちらかった本という印象。幅広く浅く知るには良い本。