能力以上の成果を引き出す 本物の仕分け術 (青春新書インテリジェンス)
- 青春出版社 (2016年7月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413044875
作品紹介・あらすじ
「本物の仕分け」とは、問題を“最小化”するたった1つの武器である--多くの時間を仕事につぎ込んでいるのに成果が現れない。成長するために読書や勉強などのインプットを頑張るも、思うような変化がない。社内のコミュニケーションの円滑化や人脈作りを目的に人付き合いに時間を割くものの、それに見合うだけの効果はない。なぜか? それは「余計なこと」に労力を費やしているからだ。世の中の問題の9割は、そもそも悩む価値がない。本当に力を注ぐべき「本質」だけを見抜くことができれば、すべての課題は驚くほどシンプルになる。仕事、勉強、人間関係、キャリア、お金……への、「誤った努力」を取り除く仕分けの極意を伝授。
感想・レビュー・書評
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テンポよく書かれていて、読みやすかったです。
書いてあることは他のビジネス書と似通っているけれど、
それだけ普遍的に重要なことが書かれているということでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「思考の整理家」の肩書きを持つ著者による仕分け術の本。
仕事、データ、キャリア、人間関係、お金などについて、問題を最小化するための実践的な方法が解説されている。
目指すところは本当にすばらしいし、間違ったことは何も書いてない。amazonでの評価も高い。なのだけれど……当たり前のことばかりだからだろうか、既知の内容ばかりだからだろうか、ともかく今の自分には全然響いてこない本だった。残念。 -
仕分け術と称しているが、ビジネス一般のスキルを説明しており、自分にとっては可もなく不可もなくといった内容。
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仕分けの意味合い。しないことを決めるのも必要。決断は、決定して断つこと。複雑化してるから億劫になるだけ。出来ないだけ。ただし、シンプルが最も難題。そのための自分会議。比較するのは、理想の自分と今の自分。
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個人的にはピンとこなかった。
分けるのは大事と思うが、具体例がふわっとしているのかあまり参考にならなかった気がする -
仕分けとは問題を最小化すること=スイカを切って食べる=まず最初にやること。
何が目的か 旭山動物園は動物の数が少ない、スターバックスはコーヒーの味で勝負しない
決断はトーナメント方式で。
変えられることと変えられないことを考える。
優先順位を決めることより、劣後順位、やらないことを決めることが難しい。
今やるべきことに集中する。今やらないこと、はやらないこと。
短期計画、中長期計画3~5年計画、は分ける。
長期計画は常に持つ。
ベースステーションというファイル。ルーティンリスト、1ヶ月の目標、長期計画、健康マイルール、刺激を与える雑誌の切り抜き、
ルーティンリスト=面倒なことをリスト化して習慣にする
ジブン会議=自宅か職場以外、カフェラウンジ、公園など。月に2回、1時間程度。セルフコーチング。質問を決める。今の状態、囚われていること、好きなことをしているか、笑ったこと、泣いたこと、将来の夢のための行動。
業務は15分単位で行う。
真ん中に線を引いて、右と左に対策を書く。
仕事の終了時に明日の準備をする=時間割を用意する。
そこそこでは一流になれない。
記憶に残る幕の内弁当はないが記憶に残るうなぎ弁当はある。
何で一流になるか=したいこと、できること、喜ばれること、の重なり。
一万時間の法則=何もかもはできない=本質は何を捨てるか、の選択。
結果だけでなくプロセスを目標にする。
定性と定量の目標を立てる。
お金の使い方は、短期の視点と長期の視点で。
やる仕事も、短期の視点と長期の視点で。 -
まあまあ。新書なのでコンパクトにまとめられていて、わかりやすい。ちょっと前は断捨離・ミニマリストなどの言葉が流行っていたが、最近はマインドフルネスや瞑想が流行しつつあるなかで、「そもそも捨てる前に分けなきゃいけないでしょ」というところを指摘しているような一冊である。ただ、なにかこう、脳天に稲妻が落ちるような、画期的な発想法が書いてあるわけでも、目からうろこが落ちるようなあっと驚くメソッドが書かれているわけでもない。著名人のエピソードの引用が多く、わかりやすいけれども、「深さ」の点では今一歩足りなかった。
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一般論の内容ではあるが、とても分り易かった。