林修の仕事原論 (青春新書インテリジェンス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413045018

作品紹介・あらすじ

「どう生きるかとは、どう仕事をするかと等しいとまでは言えないとしても、重なる部分はあまりにも大きい。だとしたら、仕事といかに向き合うかについて、もっともっと考えるべきではないでしょうか?」予備校講師の枠を大きく超えた活躍を続ける林修先生。この社会で“勝てる場所”を見つけるためにどのように考え、どのように行動してきたのか。自らの仕事観を初めて明らかにした人気作が待望の新書化。

感想・レビュー・書評

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  • 一流である理由がわかる。
    心が折れそうな時期に読んだけれど、もう一度這い上がろうと思った。
    特に、プレゼントについての林先生の考えがグッとくる。
    相手へのプレゼントは、空欄補充。
    大切な人が補って欲しいことが、自分に見えているか。人を見たくなる、人にプレゼントしたくなる、一流の店に行きたくなる、実際の行動に繋げたくなる、魅力あふれる一冊。

  • 仕事原論とは、仕事との向き合い方
    与えられた仕事に全力で取り組むこと
    相手の期待値以上の結果で応えること

    古き悪しき根性論に聞こえそうだがそうではなく
    人生をよりよくするために必要なことだと
    経験と理論を基に明解に説明されている

    相手を理解し、どのように意識して自分の行動を変えなければならないか
    様々な場面で思い出して考えさせられそうだ

    仕事において当たり前にすべきことは何か
    難しいなんて言う選択肢を与えない説得力がある
    真に相手のためになるという意味で「期待値を超えて」「全力で取り組む」とはどういうことか、まずは考えてみようと思う

  • 2019/7/12
    林修先生の仕事に対する向き合い方がとてもよくわかる一冊です。彼の仕事に対するスタンスから自分たちが学べることはたくさんあるのではないかと思います。彼の話す話はとても説得力に長けていて、初耳学やさまざまなテレビ番組で解説などを見ていても、理論がしっかりとまとまっているなという印象を素人の自分でも感じます。そして何より好感なのは、彼が数年間テレビに出てて色々な場面で色々な解説をしている時の話や、色々なことについて語っている内容がどの番組や本の中でも一貫しているということです。
    この話はあのテレビ番組の時にも言っていたな、とか、この意見はあの時のテレビ番組でも同様に言ってたなとか、とにかくブレてないです。
    この本はこうすれば仕事がうまくいく!というような内容ではなくて、自分はこう考えてますけどあなたはこれからどうしていきますか?的な内容だと思っています。そこから自分がどう考えてどう行動していくかのヒントになるものを見つけられる本ではないかと思います。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    仕事は“勝ち負け”で考える。大人気予備校講師が贈る、珠玉のメッセージ!

    著者について
    1965年愛知県生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師。
    東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。その後5カ月で退社し、予備校講師となる。
    現在、東大特進コースなど難関大学向けの講義を中心に担当。
    テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けている。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    林/修
    1965年愛知県生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師。東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。その後5カ月で退社し、予備校講師となる。現在、東大特進コースなど難関大学向けの講義を中心に担当。テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 林先生のお話には共感できることが多く、この本もうなずきながら読んでました。
    林先生のオリジナルではないですが、「考えることは己自身と親しむことである」(p7 スペインの文学者ウナムーノの言葉)は、座右の銘としていきたいと思います。

  • 言語化がすごく上手くて、あっという間に読めた。個人的に面白かったのは、人の器を見極めるのに三国志がオススメで、初対面の人を登場人物で言うと誰になるのか考える。というくだり。ちなみに、林先生は、諸葛孔明タイプだそう。馬謖には仕事を任せないとのこと。
    あとは、人に好印象を与えるために心がけていることとして、「この人は、自分がわかってほしいと思うようにわかってくれる」と思わせること。とにかく観察、こだわりを見抜くことだそうだ。
    この他にも、林先生の仕事観がうまくまとめられて今後役立ちそうなところがたくさんあったので再読したい。

  • 2022/01/02 読了

     林修先生は好きだが、本書は個人的には、「浅い」「薄い」と感じられた。当時林先生は人気が出てきていた時期で、「急いで書いたのかな」と思えるような内容である。
     「好きか嫌いか、できるかできないか」 の哲学は、よくテレビでも出てきている。林先生も国語の先生が第一志望ではなかった(好きではなかった)が、「自分はこれで役に立てる」(できる)ということから職業を選んだ。
     これは、就活をする学生によく話している。希望の職種に就ける人間など殆どいないのだと。
     ただ、(私を含め)「出来る仕事」をやっているうちに知らなかった面白さに気づいて「好き」になっていく側面もある。

     とはいえ、「お金を最終目標にしない」とか「女性を味方につける」とか、書かれている内容の殆どは、私の場合は既に心がけていることであった。
     
     林先生は日頃、大学に入るくらいの学生を相手にしているからか、表現はとても平易で分かりやすい文章であった。そのくらいの若者が本書を読むと、勉強になることが沢山あるに違いない。

  • レビュー含めて判断するものではないなと実感
    自分の足で動いてみることが大切
    一流に触れるのもやっぱりやるべきだなーと思いました!!
    自分のお金の使い方変えます。
    あと自分に足りないのは仕事観だなと実感!!

  • やはり文章上手!仕事観がわかりました。
    お金の使い方で人の本質が見える、圧倒的な力をつければ負けない。

  • 行動する時に必勝法やコツを人に聞くのはナンセンス。
    自分で見つけることが、考えるってことで、考える人が成長出来る。

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著者プロフィール

1965年愛知県生まれ。東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師。東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行に入行。その後5カ月で退社し、予備校講師となる。現在、東大特進コースなど難関大学向けの講義を中心に担当。テレビ番組のMCや講演など、予備校講師の枠を超えた活躍を続けている。

「2016年 『林修の仕事原論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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