福沢諭吉と渋沢栄一 (青春新書インテリジェンス)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413045988

作品紹介・あらすじ

明治日本の近代化に多大な貢献をした双璧・福沢諭吉と渋沢栄一。反・論語と親・論語、武士出身と農民出身、教育界と実業界…とことん違う2人の生涯を比較対照しながら、新しい時代を切り拓く“学びのヒント”を浮かび上がらせる渾身の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 埼玉県出身で慶応義塾大学卒業の私にとっては二人とも興味深い存在である。二人とも公務員的発想を嫌悪し、民間感覚重視という点で共通する。

  • 生き方に1つ芯がある人が大成するのかもしれないですね。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00605559

    明治日本の近代化に多大な貢献をした二人の巨人・福沢諭吉と渋沢栄一。論語嫌いと論語命、武士出身と農民出身、教育界と実業界…とことん違う2人が、時に交わり、時に離れたところから、新しい時代をどう切り拓いていったのか? 
    2人の生涯を比較対照しながら追いかけつつ、いくつになっても人は学び続けることで成長できることを教えてくれる、渾身のノンフィクション。(出版社HPより)

  • 福沢先生、渋沢氏の『論語』への考えが異なっていることを初めて知った。
    「学んだことを実行に移す」姿勢、「今勉強しないと人生を誤ってしまう」点を念頭に置いて日々努力しないと、と思わされた。

  • 20240209読了

  • <まとめ>
    ・渋沢は女好きだった
    ・福沢諭吉は1835年生まれ
    ・渋沢栄一は1840年生まれ
    ・学問の目覚め
    →福沢諭吉は14歳までは勉強嫌いだった
    →勉強を始めた時も「近所の頃は誰も彼も本を読んでいるのに自分だけが読まないと言うのは恥ずかしいと思ったから」
    ・渋沢栄一の飛躍の糧は「屈辱体験」
    ・福沢諭吉は「屈辱原因の根絶やし」て飛躍
    ・渋沢と福沢が初めて顔をするのは1870年
    →場所は福沢定
    ・福沢は33歳で執筆に目覚めた
    ・福沢諭吉と西郷隆盛の絆
    →互いに尊敬しあっていた
    ・渋沢と福沢が大いに親しくなったのは日清戦争の時である
    ★福沢と渋沢の共通点
    ①読書だけが学問ではない/実業に生かさなければ学問ではないとする考え方
    ②自分磨きの大切さを説いた
    ③身分的には恵まれなかったが、学習を重ね人格を養いば、勝つことができると考えた
    ④挫折体験があった
    ⑤不屈の闘志があった
    ⑥雄弁家であった
    ⑦洞察力があった
    ⑧プラス思考だった
    ⑨有言実行力があった
    ⑩海外渡航で視野を広め、進取精神を身に付けた
    ⑪国を思う気持ちが人一倍強い
    ⑫人としてのスキルが大きかった
    など…
    ・帝国劇場は福沢と渋沢のコラボである
    ★人生100年時代の渋沢流健康法
    →胸の内に「憂い」を抱え込まないことが大切
    →仕事や、学習に楽しみを覚えひたすら進んでいく

    <感想とやること>
    ★自分磨きの大切さをもっと理解することができた
    →読書や興味のある分野への取り組み、自己投資、とにかく「悩むことなく」ひたすら自己投資に時間を使っていきたい。

  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001197885

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著者プロフィール

昭和21年三重県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。東宝を経て、ソニー勤務時に「けさらんぱさらん」でオール讀物新人賞を受賞し、作家となる。『ソニー燃ゆ』『ソニーを踏み台にした男たち』などのノンフィクションから、『恐怖がたり42夜』『横濱幻想奇譚』などの小説、歴史上の人物検証『裏・義経本』や『現代語で読む野菊の墓』『「世界の大富豪」成功の法則』『広報がダメだから社長が謝罪会見をする!』など著書多数。「いつか読んでみたかった日本の名著」の現代語訳に 『五輪書』(宮本武蔵・著)、『吉田松陰「留魂録」』、『養生訓』(貝原益軒・著) 、『石田梅岩「都鄙問答」』、『葉隠』(いずれも致知出版社)、古典の現代語抄訳に『超約版 方丈記』(小社刊)がある。

「2022年 『家康の決断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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