- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413096430
作品紹介・あらすじ
己れをつらぬけ、平気で闘え、自分のスジをまもれ、マイナスに賭けろ…。太郎は文章を通じて「どう生きるか」を公言し続けた。先が見えない現代だからこそ、その閉塞感をスパッと切り裂いてくれる太郎の言葉〈メッセージ〉は、時代を超えて私たちの魂を射ぬく。本書は、いまも読み継がれているベストセラー『自分の中に毒を持て』の姉妹本である。
感想・レビュー・書評
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岡本太郎からは生のパワーをもらえる。
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自分自身に打ち勝って、自分の生きがいをつらぬく
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岡本太郎の本2冊め
岡本太郎の本ってどれも、紙から荒い鼻息が聞こえるかのようなのがすごい
そして、もうお亡くなりになられたのが信じられないくらい -
自分の中に毒を持てを以前読んだことがあり、当時なかり印象深かったので読んでみた。
個別の質問に対しての回答集であり、一冊の本として書かれたものでないため、岡本太郎の本を読んだ感は薄いし、当時の時代を感じるけど、短いテーマ毎にまとまっていて読みやすい。
もう少し若い時はもう少し挑戦的に、意欲を持って生きられてたはずなのに、どうしてしまったんだろう?という自分のもやもやを叱咤してくれるような内容だった。
言葉の意味の捉え方、自分に嘘をつくとはどういう事かについてはっとさせられた。 -
確かに面白いけれど、メッセージがてんこ盛りすぎて、その考えに至るまでの過程がなく、単なる自己啓発本に留まってしまっていたのが惜しい
一生懸命生きてきた人たちが見つけた真理は誰でもある程度共通していて、だからこそなぜそのように思ったのか、という部分にこそ人それぞれの色が出るのでは
とは言いつつも、いろんなメッセージが刺さった -
一つ一つの言葉に迷いがなく、ズバッと本質をついているところが素晴らしい。何度も読み返したくなる。
職業「人間」っていいなと思った。
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巨匠の生き様は、表面に血管が剥き出ている如く熱い。ウソがなく、真っすぐで、怖い位に人間だ。
生きているはずの私が、故人の巨匠より今を生きれてないなと猛省。すると「人のことなんか気にしないで、キミ自身が英雄になれよ」と、一発喝が入る。 -
なんかふしぎな構成の印象だったんですが、人生相談を編集した本だったんですね。今なら村上隆が人生相談に答える的な感じだったんですかね…ちょっとちがうか。「人生、即、夢!」ってフレーズがいいですね。「悪・即・斬!」みたいです。太郎さんの本はいつも熱くて情熱的で、ソルボンヌ大学出身のインテリなのに(だからこそ?)八方破れでかなり人間的に魅力的です。周りにいる人はたまったもんじゃなさそうですが…。写真家のキャパの恋人ゲルダとの話にはビックリしました。太郎さんはもはや歴史上の人物ですね…。細かい価値観などはけっこう異なるのですが、いろんな人がいておもしろいじゃん!ということで星5つです。
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岡本太郎に関して、変わった絵を描く変人というイメージしか無かったが、なんだか面白そうなので読んでみた。
すると、とんでもない大人物であることが分かった。
パリで人文系の大学も修了しており、様々な見識を持った人間だった。
岡本太郎から繰り出される言葉は、1911年生まれの人間が言うとは思えない言葉である。
今現在ホリエモンが言った言葉なら分かるが、岡本太郎は戦前の人間である。
既に100年は先を行く人間であったことは言うまでもない。
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全人間的に生きる。客観的に生きるのは人生でない。主観的に生きる。一緒に飯を食って愚痴をこぼす、くだらない話をするのが友人ではない、共感しあって慰め合うのも友人ではない、寂しさを紛らわすのが友人ではない、自分の意見をぶつけ闘い、反論し合うそれが友人だ。向かってくる運命も自分の1部だ、向かってくる運命と自分を切り話してるくらいじゃだめだ。
この本を境に自分の考え方がガラッと変わった一冊。