- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413111324
作品紹介・あらすじ
モノの原価がわかれば、お金と経済の動きが手に取るようにわかる! ニュースで話題の原油をはじめ、身のまわりの食品、家電製品から、外食料金、飛行機チケット代、公共料金まで外から見えない裏側を公開。得する最新情報も満載の一冊です!
感想・レビュー・書評
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さらっと各業界の減価率や事情や仕組みを学べて良かったと思います
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意外な原価の価格がわかって面白かった
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どのショッピングモールでクレジットカードの入会勧誘してる秘密がわかった!
クレジットカードビジネスの利益は分割払いによるもの。
例えば、ショッピングモールでよく勧誘している「カード払いで5%オフ」がある。一見お得な感じがするが、モールの戦略は一度にたくさん買わせ分割払いを促している。しかも、他のお店でカードを使ったときの手数料もショッピングモールにはいるのだということに気付かされた。 -
普段自分たちの生活の中でよく使うものの原価をまとめた一冊。
カップラーメンや携帯電話など普段何気なく使っている様々なモノの原価がいくらかがまとめられていて非常に勉強になりました。
食べ放題など一見得しているように感じるものでも実は店舗側に利点があったり、ガソリンスタンドはガソリンでは利益はほとんどあげられないなど本書で知ったことも多くありました。
時代背景や国際情勢など裏側にも迫った解説がされていたり、今後法改正などによって変化があることも解説されていて知識が身に付きました。
普段あまり気にすることなく購入しているモノや興味や関心があまりないものも本書を通して成り立ちを知ることによって行動にも変化が現れたり、考えが変わった一冊でした。 -
車や電化製品、映画にガソリン。原価率の高さにびっくりする。その他の付属品などで利益を上げている。ネットによる安価な販売にも利益を圧迫する原因はあるが、そのネットの流通にかかわる業者でさえ薄利のため、佐川が撤退、ヤマト運輸の一人勝ちなどいろんな業種の事情がわかる。
その一方、水の原価はほぼゼロなのに他の飲料と同じくらいの値段だったりするのも面白い。 -
ささっと読める文庫。
世の中にある商品の一般的な原価構成を解説した本書。
平均的な原価であるため、この本で特定分野を知ろうとしない方がいい。
商品ごとのおおざっぱな原価感を理解するにはいい本だと思う。 -
2000年代初頭に発刊されたもののアップデート版。
昔とは商流のパターンが圧倒的に増え、本当に新規参入のハードルって「こんなに下がってるんだ」と実感せざるを得ない。 -
安い自販機とそうでないものの違いはなるほどと思った。他は当たり前なことを言っているような気が
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原価がわかると、ビジネスの仕組みがわかる。起業に役立てよう。
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モノの原価がほんの少しだけわかる本。
タイトルはおもしろけど、中身は浅くておもしろくない。本当に初歩的なビジネスモデルの解説が書いてあるだけ。途中で読みやめた。
新宿紀伊国屋で購入。2冊買っていずれも微妙だった。 -
中身薄過ぎ
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文庫本の実用本系ですね。納得性は高いけど、それがどうしたとなるかも。
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一度さらりと触れておくと、なんだかよさそう。
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色んな業界の原価が解説してある本。
効率化、コストダウン、付加価値、規制や補助金。儲かる背景は色々あれど、儲けの仕組みを知った上で「儲けさせる」ということも必要なのかなと思いました。立ち食いそばで天ぷらを頼む。地元の農家から野菜を買う。保育士さんや介護士の報酬をあげる活動をする。とか。お客として良好な関係を気づきたいものです。 -
いろんなものの原価について広く浅く情報収集と分析がなされている。
業界の裏事情やマル秘ネタとまではいかないが、話のタネになりそうなちょっとした情報もちらばっており、ものの原価のからくりを大雑把につかむにはよいと思う。 -
色々なものの原価がコンパクトにまとまっている本。知識として必要なものだけ得られればそれでいいかな、という本。以下抜粋。
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・回転すしの原価率:45%、外食平均は30%。
・1万円前後の洋服は18%、ファストファッションは50%
・コーヒーの価格はブラジルの収穫量で決まる
・ガソリンスタンドはガソリン自体では利益はあがらず、いかにオプションをつけるかが勝負
・発泡酒もビールも原価は20-30円しか変わらない。
・車は原価10%、アフターは25%ほど。
・低価格の脱毛専門店は価格勝負が始まっている。
リピート性も高い。