- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413231114
作品紹介・あらすじ
グーグルはなぜ仕事が速いのか? 元グーグル人材育成統括部長で日本に18年滞在している著者が、特別なITスキルや専門知識がなくても実践できる、世界最先端の働き方を公開する。
感想・レビュー・書評
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なんでもかんでも「がんばる」のではなく、やらねばならないことに集中することで生産性が上がるということ。
基本的にはGoogleにいた筆者らしく、有能なクリエイティブな人を目指す人を対象に書かれている。
今後AIが進んでホワイトカラーの仕事がなくなったときに必要とされる人材になるには、的な。
アメリカの冨がわずかな富豪たちに集中している格差社会が前提のような。勝ち組になるためには。という考え方にフィットできると楽しい本なのかも。
印象に残ったフレーズ。
自分の価値観から生まれた仕事をすると自己効力感があがり、幸せな気持ちになる。
自分の価値観に気付くために、過去の振り返りをした方がよい。
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”give”の質問
仕事を通じて世界にもたらしたいこと
①あなたのパッション(情熱)は何ですか。(何に夢中なのか)
②あんたのビジョンは何ですか?(どんな世界がみたいのか)
③あなたのミッションは何ですか?(何がしたいか)
④あなたの野望は何ですか?(どういうふうに、いつまでにやりたいのか)
⑤あなたのサポーターは誰ですか?(応援、支援してくれる人は)
”takeの質問”
仕事を通じて得たいこと
①あなたは仕事を通じて何を得たいのか?
②どうしてそえrを得ることが大切なのか?(「なぜ」と3回問うて深める)
③何をもって「いい仕事をした」といえるだろうか?
④どうして今の仕事を選んだのか?
⑤去年の仕事は、今年の仕事にどうつなかっているだろうか?
⑥あなたの一番の強みは何だろう?
⑦周りの人は、あなたをどう支援できるのか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日々時間ないとか、働き方を工夫したいって人には参考になりそう。定期的に仕事とか日常の無駄を確認するのって大事だよね。案外無駄なことしてたりするし。
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無駄な仕事をやらず、インパクトがあり学びがある仕事に力を注ぐ。確かに大切。
一方で、作者の立場だから為せる技でもあり、一般サラリーマンではなかなか難しい内容もちらほら。
後半は愚痴っぽいところも多かったのが残念。
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「0から1を生み出すためには」というテーマに沿った話のため、それが評価されないような環境にいる人は読んでも役立たない。日本企業の文化や関係取引先との慣習を鑑みると実践は容易ではないと感じた。そのような働き方が評価される企業に転職したら役立つでしょう。
ただし、実例や具体的な説明が乏しく、どうすれば実践していけるかは理解出来なかった。 -
「to doリストより、not to do リスト」が大切とは、目からうろこでした。
いかに多くのタスクをこなすかってことが、勝負って気さえしてました。
自分にチカラついてからじゃないと難しい側面もあるけれど、
自分にしかできないことをする生き方は理にかなっているので、
「Not to doリスト」、作ってみますね。
ふと見渡すと、Googleの覇権がすさまじいので、じゃあなんですごいの?と知りたくて読みました。
【うんうん、わかる】
・日本企業はまず、上司に対して気楽に意見できる空気を作るべき。
・どんなにやる気ある人だって異常な取引先、嫌味な上司に捕まればやる気が無くなるのは当然。それを誰にも言えず言ったところで理解されないどころか、見限られるという環境がどれほどのダメージを与えるか。
【そうなんだ!】
・会議での全員の合意はあり得ない。
・会議の目的4種:意思決定、アイディア出し、情報共有、チームビルディング
事実と意見と感情を分けて話す
・フィードフォワード:具体的に、私はどこで何を変えて、どうすれば仕事のレベルが上がるのか
・血肉になるのは、自分が抱えている課題解決につながる知識
・優れたアウトプットを出すことが大切。環境が問題ではない
・早く行動した者が大きな成果を手にする
訳が上手なのと、本のつくり上、スラスラ読めます。好感大。 -
決めることの大切さ
やってみないと分からない
でもどうするか悩んでいる時間は何も生まない
締め切りを作って、そこまでに決めてしまうこと -
中田敦彦のYouTube大学で知った本。
この動画を見て上期の反省を込めて「やらないこと」をテーマとした本を読んだ。自分の働き方を見つめ直すヒントがたくさん盛り込まれてた一冊でした。
【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
これやっといての返事の「頑張ります」
本当はそこで「どんなプロセスでやれば成果が出せるか」といった会話をしたいのですが、「頑張ります」と言われると、どうも方向が違ってしまう。
誰にでもできる仕事を捨て、自分にしかできない仕事に注力する。新人であろうと、経営者であろうと、その大方針に変わりはない。
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この本を読む前は、自分も今日すべきことをまとめるTODOリストを書いていた派だった。
ただ、今後はやらなくていおことはやらず、自分にしかできないことをに注力していきたい。
特にこの本から印象を受けたのは以下の二つ。
これからをリードする人(ニューエリート)は主体的、学び続け成長する人である。
→これからも継続にて自己を高めて、アウトプットしていきたい。
仕事の7割は将来のために当てるべきである。
→誰でもできるような仕事を極力断り、自分しか出来ないことをやる。その根回しも重要だ! -
not todo list
10xの考え。久々にこの手の話に耳を傾けてみた。
todo listは作業がたまるだけなので、インパクトのある仕事に注力する必要がある。
そのためには捨てる必要性があり、その必要性をいくつか話を交えてまとめている。
俯瞰の時間とらないと、頑張る作業をしてしまっているな気付かされる。
giveとtakeのバランスを今一度考え直そうと思えた。