市場における欺瞞的説得―消費者保護の心理学

  • 誠信書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784414306255

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  • 原題:Deception in the Marketplace: The Psychology of Deceptive Persuasion and Consumer Self-protection (2009)
    著者:David M Boush 信頼、消費者の社会化、ブランドエクイティ
    著者:Marian Friestad 説得、社会的影響
    著者:Peter Wright マーケティング
    監訳者:安藤清志
    監訳者:今井芳昭
    訳者:足立にれか
    訳者:藤枝幹大

    ・原書アマゾン
    https://www.amazon.co.jp/Deception-Marketplace-Psychology-Persuasion-Self-Protection/dp/0805860878

    ・詳細目次(下の目次と同一)
    http://d.hatena.ne.jp/Mandarine/20141129


    【目次】
    まえがき(デイヴィッド・M・ブッシュ、マリアン・フリースタッド、ピーター・ライト) [iii-v]
    目次 [vii-xi]

    第1章 市場における欺瞞 001
    現代の市場における欺瞞 004
    惑わすこととだますこと――市場における欺瞞を定義する 008
    法律的な定義 011
    市場における欺瞞は説得である 015
    文脈に組み込まれる欺瞞 017
    欺瞞の担い手による定義――ターゲットが欺瞞だと知覚するなら欺瞞である 018
    倫理と道徳 020
    市場における欺瞞は社会的欺瞞の特殊な領域である 021
    市場における欺瞞を検討する枠組み 022
    本書が扱う範囲 024

    第2章 欺瞞的説得の理論的視点 026
    欺瞞理論 027
    説得理論 037
      説得の二過程モデル/社会的影響と説得戦術/説得への抵抗/説得知識モデル/メタ認知と欺瞞防衛/防護動機理論と制御焦点理論/だまされることへの反感

    第3章 マーケティングにおける欺瞞の戦術I 050
    マーケティングにおける欺瞞的戦略の概観 052
    欺瞞戦術のタイプ 056
    デイストラクションと偽装 058
    堕落的説得戦術 064
    欺瞞防衛の動機づけと機会を抑えこむ 068
    言い逃れ 072
    省略 074

    第4章 マーケティングにおける欺瞞の戦術II 075
    シミュレーション 075
    欺瞞的なフレーミング 079
    なりすまし 082
    人を惑わし、責任を逃れる言葉 084
    自動的な推論傾向を悪用する 087
    言語的な不当表示と視覚的な不当表示 088
    数学、研究、統計の無知につけ込む 090
    修辞的欺瞞――視覚的、言語的な比哺表現 094
    マーケティングの戯言〔ざれごと〕 096

    第5章 欺瞞を行うマーケティング担当者はどのように考えるのか 101
    プロの欺瞞計画者のメンタルモデル 102
    ソーシャル・エンジニアリング 111
    電話詐欺師の心の内 115
    マーケティング責任者による欺瞞使用の決定 117

    第6章 人々はどのように欺瞞に対処するのか――先行研究 122
    不確実性と疑念 123
    疑念が説得メッセージの処理に及ぼす影響 129
    省略、誤解を招く推論、メッセージ戦術 131
    前に聞いたことがあれば正しいという「真実効果」 143
    市場における説得知識の使用 146
    虚偽検出 150

    第7章 市場における欺瞞防衛スキル 156
    欺瞞防衛スキル――検出、無力化、抵抗 158
    予防的コーピング(対処)のスキル――戦いが始まる前に準備する 166
    資源管理スキル 170
    市場における欺瞞防衛の自己効力感 173

    第8章 青年期および成人期における欺瞞防衛スキルの発達 182
    標的にされながら育つということ 185
    テレビ広告に関する子どもの信念 187
    説得に関する知識の発達 190
    発達心理学と心の理論発達心理学と心の理論 196
    領域固有のスキルと文脈間のスキル転用 200
    市場における欺瞞防衛スキルと青年 204

    第9章 市場における欺瞞防衛スキルの教育――これまでの研究 208
    暗黙の主張への対処 210
    省略された情報を見抜くための消費者教育 212
    堕落的説得戦術を見抜き、抵抗するための消費者教育 215
    欺瞞的なアルコール飲料広告への対処――青少年への指導 224
    欺瞞的なタバコ広告に対処するための指導 227
    電話勧誘詐欺に引っかからないための「救出」プログラム 232

    第10章 社会的な視点――規制の最前線、社会的信頼、欺瞞防衛の教育 239
    コミュニケーション技術の変化 239
    規制による保護 243
    欺瞞が社会的信頼と市場の信頼に与える影響 252
    欺瞞防衛の社会的教育 257

    監訳者あとがき(平成二十三年四月八日 訳者を代表して 安藤清志) [267-271]
    邦訳文献 [272]
    引用文献 [273-292]
    事項索引 [293-295]
    人名索引 [296-300]

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