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- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784414414455
作品紹介・あらすじ
大切な人を失うほど悲しく辛い経験はない。それでも遺された人は、周囲に支えられながら、その人がいない世界に馴れ、適応していく。初版以来高い評価を受けてきた本書は、遺された人のグリーフワークの旅路に寄り添い、同行する人たちが必携すべき「地図」であり、バイブルと評されている。臨床心理士や看護師、精神科医、ソーシャルワーカー、そして支援者に最適。
感想・レビュー・書評
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悲嘆カウンセリングの理論的背景と、
2000年以降の研究が整理され、
かつ実践的に具体的な内容である。
なにより本書を信頼できる点は、
「世の中には十分な教育と訓練を受けないで心理療法やカウンセリングをしようとする人たちが多くいる。よい専門家として最も価値のある素質の一つは、自分自身の限界を知っていることであり、必要に応じてより経験豊富な専門家にコンサルテーションを受けたり、他機関に紹介(リファー)したりすることができることである。」
と、端的に述べていることである。
我々の仕事の重要な営みのひとつは、
死別にかぎらず、
傷つきや喪失に向き合い、
しっかりと悲しむことを援助することだろう。
その先の、希望のために。
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