子どものトラウマとPTSDの治療:エビデンスとさまざまな現場における実践

制作 : 亀岡 智美  飛鳥井 望 
  • 誠信書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784414416763

作品紹介・あらすじ

トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)は、子どものトラウマやPTSDへの第一選択治療として国際的に最も普及している、エビデンスに基づいた治療法である。

本書は、トラウマをもつ子どもとその家族を回復に導く、TF-CBTの強力な効果を実感した臨床家たちが、ここ10年にわたり、日本でこのプログラムに取り組み、学び、実践し、効果を検証してきた軌跡をまとめた、はじめての日本発TF-CBTの書である。

TF-CBTの有効性を示す研究結果とともに、治療に取り組んだ子どもや家族から教えらえた数々の知恵、さまざまな臨床現場においてプログラムを導入・展開する際の工夫や課題など、著者らが蓄積してきたTF-CBT実践におけるコツが、事例を交えつつ具体的に示されている。

トラウマを抱える子どもとその家族を支援する、すべての実践家必読の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 第17巻第1号(2019年7月発行)抄録集 | 日本トラウマティック・ストレス学会
    https://www.jstss.org/docs/2019091001112/

    子どものトラウマとPTSDの治療 - 株式会社 誠信書房
    http://www.seishinshobo.co.jp/book/b561479.html

  • 12月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003578281

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著者プロフィール

1983年和歌山県立医科大学卒業。大阪府立病院、大阪府立中宮病院松心園、大阪府こころの健康総合センターを経て、2012年より兵庫県こころのケアセンター副センター長兼研究部長。2006年より、大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター客員教授、2010年より、大阪大学大学院連合小児発達学研究課招へい教授。日本児童青年精神医学会代議員、日本トラウマティックストレス学会事務局長、日本子ども虐待防止学会代議員、日本子ども虐待医学会代議員。厚生労働省児童売春・児童ポルノ被害児童の保護施策に関する検証・評価専門委員会委員、兵庫県児童虐待防止委員会委員。兵庫県こども家庭センター児童虐待等対応専門アドバイザー。
【主要著書】(分担執筆):『大災害と子どものストレス』(誠信書房,2011)、『心的外傷後ストレス障害(PTSD)』(最新医学社,2011)、『改訂第2版 現代児童青年精神医学』(永井書店,2012)、『子どもへの性暴力――その理解と支援』(誠信書房,2013)、『子どもの心の処方箋ガイド』(中山書店,2014)、『臨床医のための小児精神医療入門』(医学書院,2014)、『子どものPTSD――診断と治療』(診断と治療社,2014)、『情動とトラウマ』(朝倉書店,2017)他。

「2019年 『虐待された子どもへの治療【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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